大きな努力で小さな成果を 220号
今の世の中では上記とは逆に最小の費用で最大の成果を上げることを推奨する風潮がありますが、これは利益優先主義、能力主義の欧米的発想であり、ムダと評価される事は徹底して省き、更には能力の低い者も排除されます。
果たしてこのやり方で人間は本当に幸せになれるでしょうか。
成果を作り出すための特効薬は無く、成果は努力した分だけ手に入るものであり成果以上の努力は他人への思いやりになると思います。
これが「傍(はた)を楽にする」すなわち働くという語源であり、古来日本人は真面目に一所懸命に働く事を美徳としてきました。
能力の差よりも努力の差が大事だと考えてつばめの人事理念「人の可能性を信じてサジを投げない」は掲げましたが、小さな努力を積み重ねて大きな努力にする事で成果を作り出したいものです。
2013年7月1日
つばめ交通株式会社 代表取締役兼お客様満足係 山内 恭輔