SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、先進国と途上国が一丸となって2030年までに達成すべきとする17の目標のことです。
私たちつばめ交通株式会社は
持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
No one will be left behind. 「誰も置き去りにしない」
【ビジョン1】すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を増進する。
《ビジョンに対する戦略》
- 法定年1・2回の健康診断を全社員が受診し、早期発見・早期治療につとめQOL(クオリティーオブライフ)を高める。
- その内、夏季健康診断には胃がん・大腸がん検診を取り入れ、自身や家族の健康について理解と意識を高める。
- すべての乗務員には、始業点呼・終業点呼における心身の不調・異常に周りの者が気づける環境を整える。
- 何気ない様子の変化にも細やかに気づき配慮し合える職場環境(社風)づくりに皆が努める。
- 介護休暇の取りやすい職場環境を整える。
《②に対する「戦術」》
法定の健康診断には必須項目ではないが、2017年より「健康経営」を謳い胃がん・大腸がん検診を取り入れたところ、7名の癌が見つかった。内1名については、重篤であり「もしこれがなければ」という状況であった。これを継続することにより、治せる病を早期に発見することで、できる限り健康寿命を延ばし、当社を「人生最後の職場」として遣り甲斐をもって勤めてもらえるよう努めて参ります。
【ビジョン2】質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
《ビジョンに対する戦略》
- 社内に新人教育に専念する「トレーニングセンター」を設置する。
- 専属教官が「安全・快適・迅速・正確」を徹底して教育する。
- 全社員が受講することのできる「英会話教室」を週1回、ネイティブスピーカーにより実施する。
- より高い専門性を育成するための観光研修に随時取り組みを進める。
- 「秋季安全接客研修」として全乗務員が安全に関する実地訓練を毎年受講する。
- インバウンドに対応すべく、希望する者に「セブ島英語研修(2週間)」を継続実施する。
《③に対する「戦術」》
当社の魅力の一つに厳しい訓練を経て「海外の賓客を送迎するリムジンサービス」等の職務にもあたることができることが挙げられる。それらをより実現可能な身近なものに感じながら、自己を磨く前向きな向上心を保ち続けることでより豊かな仕事人育成に努めます。
【ビジョン3】働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
《ビジョンに対する戦略》
- 「安全・快適・迅速・正確」を徹底して追求する中で、多くのお客様から「心からのありがとう」を頂ける仕事をする。
- 既存の「旅客輸送業」ではなく、「安全接客業」として、自分の仕事に誇りがもてる業務を目標として設定する。
- 「絶対無事故 安全はすべてに優先する」の安全理念に基づき、働く者だけでなく地域の安全を創出する。
- 働く者もお客様方も、つばめ交通に関わる全ての人の幸せを実現できる仕事を提供し模索し続けるよう努める。
- 年齢を重ねても、働き方を変えながら自己実現ができ、人生の終わりまで働き続けるやりがいある職場をつくる。
《④に対する「戦術」》
「一人勝ち」は真の勝利ではない。当社の理念実践による、業界全体の地位の向上や当社をご利用下さる顧客様の満足は、地域の平和を生み出すものである。「つばめ交通の社員でよかった」と言える職場づくりはそのような視点をもって行うよう努めます。
【ビジョン4】住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
《ビジョンに対する戦略》
- 「24時間365日」の稼働を当社存在価値として設定し、今後も実行し続けていく。
- 「妊婦応援タクシー」「子育て応援タクシー」など、様々な社会の需要に応えられる商品づくりに努める。
- 「つばめイーツ」など社会状況に柔軟に対応し、顧客ニーズに即時対応できる体制づくりをする。
- 高齢者割引を実施するなど地域の実情に対応した営業姿勢を貫く。
- 地域社会との連携を常時保ち、「今なにが必要とされているか」に細やかに対応できるよう努める。
《④に対する「戦術」》
世界一の高齢化率である日本。政令指定都市である広島も例外とは言えず、高齢者の移動には難しさが伴う。特に昨今の新型コロナウイルスによる高齢者の重症化リスクの高さから、大量輸送の公共交通機関の利用が控えられる中、タクシーの存在は大変重いものであった。それらの社会状況を鑑み、高齢者割引を実施するなど、今後とも交通インフラとして地域社会を支える努力を継続します。
【ビジョン5】平和と公正をすべての人に
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて、効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
《ビジョンに対する戦略》
- 営業ビジョンに「一人でも多くの人に広島を好きになって」頂くことを掲げ、広島をより深く知っていただくことで、「世界平和に貢献する」ことを目指した営業活動を行う。
- 全乗務員に観光研修を実施し、会社全体で被爆の実態を引き継ぐことに尽力する。
- 「ひろしま通検定」の後続として「ひろしま通社内検定」を実施し、訪れた方々に観光案内ができる人材育成をする。
《①に対する「戦術」》
原爆ドームを「世界遺産」として引き継ぐ責任を担う広島で、旅客輸送業を営む会社として、県外・国外からお越しになる方々に世界最初の被爆地の復興の道のりや厳島神社などの美しい観光名所の素晴らしさを伝えることで、広島から平和を発信する意味を共有する。その小さな一歩一歩を積み重ねることによって、人々の心に平和の砦を築き、世界平和への道のりを愚直に模索していきます。