社長と共に人間学を学ぶ その17

人間学を共に学ぶ皆さんへ

新年明けましておめでとうございます。

新年早々から初雪が舞い、寒い年明けとなりましたが、皆さんにおかれましてはお元気で新たなる年を迎えられたこととお慶びを申し上げます。

今年初めの社長の週間一言にて、正月とは
「正しい事を考えて、正しく計画、実行して、正しい成果を作り出す月です」
と書きました。

そして年頭の社長挨拶文に重要行動指針として「日々 新たに」と書き初めをしました。

有名なダーウィンの進化論に
「強いもの、賢いものが生き残ったのではない、環境変化に対応できたもののみが生き残れた」
という言葉があります。

仏教の根本思想にも「諸行無常」という言葉があり、
「万物は常に変化をして、少しの間も止まらない」
と諭しています。

商売においても、「今日の満足は、明日は当たり前」と言いますように、お客様のニーズや満足レベルは常に進化していますので、それを正しく見極めて対応していかねばなりません。
そのためには、社員の皆さんが日々新たなる精神を持って仕事に就いていただきたいと思い、冒頭の言葉「日々 新たに」を年頭の重要行動指針に掲げました。
ちなみに「日々新たに、また日々新たなり」という言葉は中国の4大古典の一つ「大学」(人の上に立つ者が学ぶ学問)にある言葉です。
これは「たゆまぬ努力が大切」という教えに基づいています。
しかし、これは仕事面だけでなく、日々の人間関係においても同じ事です。
誰もが、自分と良い人間関係を作るために努力してくれる人間に対して好感を持つものです。
お互いが良い人間関係を日々積み重ねていく努力をすることによって、更に深い良い人間関係が構築できるのではないでしょうか。
私達も今年一年、現状で満足することなく、何事にも日々新たなる精神でたゆまぬ努力をしていきましょう。
さて、前置きが長くなりましたが論語の解説に入ります。

子曰わく、君子は器(うつわ)ならず。

為政第二より

意味は

立派な人物は、特定の働きを持った器のようではない。

解説として

「君子」は原語では、上に立つ者、とありますが、現代において論語は万人が学ぶべきものと考えて「立派な人」と表現をしています。

立派な人とは「一人でも多くの人を幸せに導ける人」と私は解釈をしています。

「器」とは、あの人は器が大きい、と人間の度量を示すこともありますが、ここでは器を、単一の機能(役割・用途)に限定された専門化という意味です。

すなわち、立派な人物とは、特定の能力を持った専門家ではなく、幅広い視点(教養)と自由な発想を持って社会や情勢を見極められる人物を目指さなければならない、といことです。

つばめにおいても、仕事力だけでなく、人間力の向上が重要であると考えます。
仕事力ではお客様満足は作り出せますが、お客様感動は人間力が作り出すものです。
また、仕事力だけでは幸せな人生は作れません。
やはり人間力を高めて、周りの人間関係を良好に出来てこそ、真の幸せな人生とすることができるのではないでしょうか。

今年も皆さんと共に更に幸せな人生を作り出すためにも、人間力の向上を目指して、人間学を学んで参りましょう。
私もつばめの社長として、更に人間力を高めるために弛まぬ努力をして参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

感謝合掌 山内 恭輔