社長と共に人間学を学ぶ その20

人間学を共に学ぶ皆さんへ

皆さんは渋沢栄一という人物をご存知でしょうか?

幕末から明治維新に掛けて銀行や製紙会社、鉄道会社などの国の基盤作りに活躍した人です。

その渋沢栄一翁の有名な著書に「論語とソロバン」があります。

論語とは、道徳のことです。

ソロバンとは、経済のことであり、政治のことでもあります
道徳無き経済、あるいは道徳無き経営は罪悪である、と渋沢栄一翁は言い切られます。
最近の政治は、小沢氏の金権問題や鳩山氏の政治資金問題など、明らかに道徳観の欠如です。

今の政治に道徳観が欠如していても、私達国民までもが道徳観を欠いてはなりません。

違法駐停車による営業行為をしない、メーター料金以外のお金を収受しない、車内でタバコは吸わないなど、これら当たり前のルールやマナーを守る人達の輪が広がることにより、日本という国を救う一歩になるのだと思います。

まずは私達が模範を示そうではありませんか。

さて、中国でも2500年前から道徳による政治の大切さを説いています。

子曰わく(し、のたまわく)、政(まつりごと)をなすに徳(とく)を以って(もって)すれば、たとえば北辰(ほくしん→北極星)その所(ところ)におりて、衆星(しゅうせい→民衆)これに共る(めぐる)が如し(ごとし)。

為政第二

口語訳は

先生(孔子)がこうおっしゃった。
『政治を行うのに道徳(人徳)をもってすれば、まるで北極星が天の頂点にあって、周囲の星々が北極星の周りをめぐるように上手く民衆を治められるだろう。』

解説として

道徳の大切さは、政治の世界だけでなく、会社内でも家庭でも同じです。
決して口先(マニュフェスト)や補助金のバラマキだけでは国民の心はつかめませんし、政治は上手くいきません。
私達が社会人として道徳、すなわちルールとマナーをキチンと守ることによって、その姿勢に共感されるお客様が集まってこられますし、新しい社員さんもつばめへの入社を希望される方が増えます

それが私達の誇りとなります。

家庭においても、両親がキチンとルールとマナーを守る姿を子供や孫達に見せることによって健全な子供育成を図りたいものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

山内恭輔