第231号

社長短信 2016年12月 第231号

 

今年も残り少なくなりましたが皆さんにとりまして今年はどんな一年でしたか。

「無事これ名馬なり」という格言がありますが、これは健康で安らかである事が一番大事だという意味です。

つばめ交通にとりましては、いろいろなことがありましたが、大きな過ちや失敗、トラブルもなく、無事に過ごせたと大変に嬉しく思っています。

更には、オバマ大統領の歴史的広島訪問のお手伝いやカープの25年振りの優勝へ微力ながら応援も出来て、例年以上に実り多い、名馬として胸を張れるような一年だったと思いますが如何でしょうか。

けれども、一歩間違えたら大変な事になっていた、と思える事態が何度かあったことも事実です。

そう考えると今年もつばめ交通は運気の強い一年だったと思います。

その運気の強さの要因はいろいろあると思いますが、一番の要因は社員の皆さんがつばめ交通の経営理念を正しく理解して下さり、お役立ち精神を存分に発揮して仕事をして下さったお陰だと有り難く思っています。

人間社会は、お互いが役に立つ生き方を目指すから成立しています。

決して一人で生きているわけでも、一人で生きていけるものでもありません。

人間は直接的にも、間接的にもお互いが支え合うことによって生きていく事が出来ます。

この厳然とした事実を忘れてはならないと思います。

そして、論語の中に「徳は弧ならず、必ず隣あり」という格言があるように、見えない努力をしていると、必ず誰かが見てくれています。

お役立ち精神にて一所懸命に仕事をしていると、前から引っ張って下さる人、後ろから支えて下さる人が必ず現れます。

これが人間社会の情理というものです。

私達つばめ交通も社員の皆さんが愚直にお役立ち精神を発揮して一所懸命に仕事を頑張って下さるからこそ、周りの多くの人、すなわち、お客様、取引業者様、同業者の皆さん、そして私達の家族から支えて頂けるのだと思います。

有終の美を飾る、という言葉がありますが、今一度、この一年間を振り返り、お世話になった方々へ感謝の思いをきちんと伝える事が大切だと思います。

紙面をお借りして、今年一年にわたり、つばめ交通の社員の皆様から賜りましたご尽力に深く感謝致しますと共に、来る年が皆様に更に良き年となりますように心からご祈念申し上げます。

感謝合掌 山内 恭輔

 

 

 

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