本物と偽物は見えない処の在り方でかわる
見た目は変わらなくても、実際に使ってみると、あるいは食べてみると全く違った、という経験は誰もがあると思います。
人間も見た目だけでは判断は難しいものですが、曹洞宗の開祖である道元禅師は、「本物と偽物とは見えない処での行動や態度でかわる」と言われて、自らも禅師として常に身を正した生き方をされると共に、民衆には「人の目はなくてもお天道様が見ている」と道徳心の大切さを説かれました。
最近は「人が見ていなければ・・」とモラルが乱れていますが、人が見ていなくても正しい行動を取るように心掛けて、本物の人間に一歩でも近づきたいものです。
2010年11月22日
つばめ交通株式会社 代表取締役 山内 恭輔