失敗を成長の糧に活用する 第604号
農耕民族であった日本人は一年に一度の作付けの失敗が命取りなるので、本能の中に失敗を怖れる観念を強く植え付けられているようです。
しかし、失敗への怖れが強すぎると何もしなくなり、これでは人間は成長出来ません。それよりも失敗は人間の更なる成長意欲を引き出します。
けれども、同じ失敗をしない工夫も必要です。
もちろん成功の体験は人間に喜びを与えますが、同時にこれで十分だという慢心から現状維持になると変化の激しい現代では衰退となります。
失敗は成長の糧になると前向きに考えて、果敢に挑戦し、健全な人間的成長を目指したいものです。
2020年10月12日
つばめ交通株式会社 代表取締役兼お客様満足係兼お客様創造係 山内 恭輔