恥の文化を大切にする 第870号
日本の精神文化と西洋の精神文化との違いの一つに「恥の文化」と「罪の文化」があります。
「恥の文化」は世間の目や場の空気を重んじて、恥ずかしいという感情が強い自制心となります。
それに対して「罪の文化」はルールやマナーや宗教の教えを重んじて、罪悪感で自制します。
それぞれにプラス面とマイナス面がありますが、私は日本人が昔から大切にしてきた場の雰囲気を読んで、秩序や礼儀正しさ、協調性を重んじる「恥の文化」を大切にしたいと思っています。
人は見てなくてもお天道様は常に見ているという意識を持ち、自らを正しく自制したいものです。
2025年10月13日
つばめ交通株式会社 代表取締役兼お客様満足係兼お客創造係 山内 恭輔