第286号

損をしたくないと考えるか、損をさせたくないと考えるか

第286号

 

信号停車中にお客様が乗って来られた時に、直ぐに料金メーターを入れるのと、信号が変わり動き出してからメーターを入れるのと、お客様は口には出されませんが、どちらが満足度が高いかは皆さんはよくご存じだと思います。

損得勘定で言えば、直ぐにメーターを入れる方が得です。

しかし、お客様は鋭く見抜かれますから、損をしたくないと自分に軸足を置くよりも、お客様に損をさせたくないと皆さんが考えた時に『100引くゼロは無限大』の法則が働いて、次回からはつばめを選んで利用しようと思って下さいますし、他の方へもつばめを勧めて下さいます。

損して得取る、という諺がありますが目先の損得よりも、少し先の大きな得と徳を作り出す努力をしたいものです。

 

2014年9月29日

つばめ交通株式会社 代表取締役兼お客様満足係 山内 恭輔

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