偶々得たるを幸と謂い
自ら得たるを福と謂う
私の論語の師匠 伊與田 覺先生から教わった言葉です。
自分の心掛けによらず得た幸は脆くて直ぐに無くなります。
俗に言う、あぶく銭は身につかず、と同じです。
それに対して、自らの努力によって得た福は強くて、その福が身につくと吾が身を守ってくれます。
しかし、その福を得るためには平素より良い習慣を積み重ねなければ、到底立派なものにはなりません。
人生でも仕事でも、目の前の幸(ラッキー)に一喜一憂することなく、自らの努力をしていきたいものです。
2011年2月28日
つばめ交通株式会社 代表取締役 山内 恭輔