社長と共に人間学を学ぶ その14

人間学を共に学ぶみなさん、こんにちは。

さて、早速ですが論語の解説に入ります。

前回の親孝行についての続きですが、今回は親孝行の観点が違います。

子夏、孝を問う。
子曰く、色(いろ)難(かた)し。
事あれば弟子その労(ろう)に服し、酒食(しゅし)あれば、先生に饌(せん)す。
すなわちこれもって孝となさんや。

為政第二より

意味は

子夏が、孝について質問した。
孔子が答えられた
「親に向っての顔色や振る舞いは難しいものだ。
体力のいる仕事であれば年配者にさせないで若い者が引き受けてやる。
ご馳走があればまず親(先輩)に召し上がっていただく。
もちろんこれで、結構なことではあるがそれだけで孝行といえるのだろうか。」

補足として、親と接す時に常に和らぎ、楽しそうな顔つきでいないと決して親孝行とは言えない、という意味です。
前回、親を養うだけでなく、親を敬わなければ真の親孝行とは言えない、という解説をしましたが、それと同じ内容です。
話が横道にそれますが、子供が非行に走ったり、ニートになったりしている家庭の一番多い共通点は夫婦仲が悪いことです。

特に母が父の悪口を子供の前で話している家庭は致命的だそうです。
何故なら、子供にとって親(特に父親)の存在は自分が社会人として育っていくためのお手本だからです。
特に中学生までの間は、子供は親を手本として子供から大人へと成長をしていくのですが、その手本となる親がお互いに悪口を言っていたり、社会人としての一番身近な父親を母親から否定されると子供は精神的混乱をして、社会適応能力が未発達になるのだそうです。
非行やニートは社会適応能力の欠如から来るものですが、正に親が子供を非行やニートに導いていることを知って欲しいと思います。

実は孔子の時代である2500年前も同様であったようです。
だからこそ、親を敬うことの大切さを一所懸命に説いているのです。
では、私達はどうするべきか!!
大切なパートナーである女房、あるいは旦那様から、そして子供からも尊敬される人間作りを目指すべきではないでしょうか?
そのために人間学を学んでいるのだと私は思っています。

伊與田先生曰わく、人間の成長には終わりがありません。
孔子さんも死ぬまで人間的成長の努力をされました。

これからも共に学んでいきましょう。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

感謝合掌 山内 恭輔