社長と共に人間学を学ぶ その3

人間学を共に学ぶ皆さん、こんにちは。

今回は日々、自分の行動や言動を振り返ることの大切さを諭す文章を勉強しましょう。

曾子(そうし)曰わく、吾(われ)日に吾(わ)が身を三省(さんせい)す。

人の為に謀(はか)りて忠(ちゅう)ならざるか、

朋友(ほうゆう)と交わりて信ならざるか、

習わざるを伝ふるか。

意味は

私は毎日、自分をたびたび省(かえり)みて、良くないことは省(はぶ)いている。

人の為を思って、真心からやったかどうか。「真心」

友達と交わってウソやいつわりはなかったか。「誠実」

まだ習得しないことを人に教えるようなことはなかったか。「学習の努力」

★文字解説

「曾子」という人物は孔子よりも46歳も若い弟子ですが、親孝行と実直さで知られており、孔子が大変に信頼していた弟子の一人です。

三省の「三」は、「常に」とか「何度も」という意味です。

「忠」とは「真心を尽す」という意味です。

「朋友」とは、前回も説明しましたが、真剣に生きる道を求める同志です。

人間はちょっと成功すると直ぐに有頂天になったり、あるいは偉くなって地位や名誉を手にして周りからチヤホヤされると、自分のことを素直に省(かえり)みなくなるものです。

孔子という偉人でさえ、人に対する真心。友人への誠実さ。教わったものを自分のものにするための努力。

これらが本当に毎日毎日欠かさずできているのかを素直に省(かえり)みていました。

私達も人間力を向上させる第一歩として、素直に吾が身を毎日省みたいものです。

論語の解説と私の所感を判りやすく説明しているつもりですが、もし判らないこと、疑問に思うことがあれば遠慮なくメールにて問い合わせをして下さい。

判らないことを聞いて下さることが私の更なる勉強になります。

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

感謝合掌 山内恭輔