社長短信 2010年1月 第149号

社長短信 2010年1月 第149号

新年明けましておめでとうございます。

今年の干支は「庚寅」(かのえ・とら)です。

難しい解説は省きますが、60種類ある干支の中で、庚と寅の組み合わせによる過去からの教えから、今年の指針、心構えは以下の通りであるようです。

1.継承と継続が大切な年

世間では団塊の世代の大量退職が続き、世代交代を迎えていますが、つばめにおいても、良き道筋(ルールとマナー)、伝統や企業文化は確実に引き継がなければなりません。

昨年から引き継いでいる我が社の新商品「降車時ドアーサービス」の実施率と内容を高めて、更に良い結果を出すように努力しなければなりません。継続は力なりです。

2.思い切って変更、更新、改めることの大切な年

政権交代で政界も大きく変わりました。つばめにおいても旧態依然とした考え方や慣例などは思い切って改めなければなりません。昔ながらのやり方にしがみついているのではなく、仕事力も人間力もワンランクアップを目指して新たなる挑戦が必要です。

3.お互いに助け合い、協力し合うことの大切な年

温暖化防止のために地球規模で各国が協力し合う事を真剣に討議されましたが、今年は協力一致、一致団結が大切な年です。

つばめにおいても、職場内だけでなく家庭内でも交わした約束事はキッチリと守り、無事故、増収、更なるお客様感動などの成果を作り出すためにお互いが助け合い協力し合うことが大切です。

4.敬い慎むことの大切な年

寅畏(いんい)と書いて慎むという熟語がありますが、人を敬い一歩下がって謙虚な心で慎み深く人に接することが大切な年です。

つばめにおいても、お客様への謙虚な態度はもちろん大切ですが、一緒に働く仲間や家族に対しても、お互いに敬う気持ちを持って接することが大事です。

5.自己研鑽に努力して、演じ伸ばすことが大切な年

熟語に演技、演説とありますが、人間が本来持っている能力を最大限に発揮するために、自己研鑽に努め人間力と仕事力を高めることが大切です。

昨年の政権交代や100年に一度の不況という激動の影響を今年はまだ引き継いでいますが、継続するべきものはそれを引き継いで結実させると共に、改めるべきものは熟慮断行して、丁寧かつ思い切って変更、更新、改めなければならない年です。また、自己研鑽に努めて、謙虚な心で人に接し、お互いに助け合い、協力し合う事が何よりも大切な年です。

年頭の週間短信でも申しましたように、元旦の日の出はすべてを新しく蘇らせます。また、正月とは正しい月と書きますが、昔の人は正月に正しいことを考えて、それを正しく実行すれば、必ず正しい結果が出ると考えました。

社長の年頭の行動目標に「新たなる挑戦」と掲げたのは、混迷した昨年を抜け出し、今年を希望溢れる年にする決意からです。

過ぎ去った負の事は忘れ、初心に戻り、新たなる挑戦をすることにより、失敗を成功に替え、困難を希望に替えていきましょう。

本年が社員の皆さん並びにご家族の皆様にとりまして更に幸多い一年となりますように心からご祈念申し上げます。

感謝合掌 山内 恭輔

 

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