社長短信 2011年4月 第164号
この度の震災の被災者の皆様に心からご冥福をお祈り申し上げます。
千年に一度の大震災と言われていますが、国難としては66年前の太平洋戦争の終了時の方が主要都市は全て崩壊して日本国全体の経済活動がゼロスタートしたのですからもっと大変だったと思います。
勤勉で真面目で忍耐強いという日本人の特性はまだすたれずに私達の遺伝子の中に十分に活きていますから、きっと早い段階で日本は大きく復活出来ると信じています。
こういう時に一番注意をしなければならないことが、あきらめや不安になることです。
特に不安という気持ちが買い占めに走ったり、あるいはお金を一切使わなくなったりすることで経済が回らなくなって更に景気を悪化させてしまいます。
自粛は大切ですが、萎縮してはいけません。
今は私達日本人の優れた民族性を信じて何事も前向きに考えて、積極的に行動するべき時です。
そして私達社会人がするべきことは、目の前のやるべきことを今まで以上に一所懸命に取り組むことです。
それを子供達はちゃんと見ています。
子供達は大人の行動を通して、現状を判断します。
だからこそ、今は何事も前向きに一所懸命に取り組み、子供達に社会人としての良きお手本を示すと共に、子供達への明るい未来を創り出す努力をするべき時だと思います。
今、一所懸命にやらなくて、いつ一所懸命にやるときがあるのでしょうか?
私達つばめ交通においては、お客様に更に喜んで頂き、次に選んでご利用頂けるようなサービスの提供、商品の創造をしていくべき時です。
そのためにも、まずは安全であること。
次に快適であること。
そして正確で迅速であることが重要です。
社員の皆さんと共に、安全性、快適性、正確性、迅速性を更に高めていこうではありませんか。