第328号

社長短信 2024年12月 第328号

 

 今月の重点方針は「心にゆとりを持つ」と掲げました。

12月は師も走る「師走」と言いますが一年の中でも最も忙しい時期であり、誰もが気ぜわしくなります。

そういう時にこそ心にゆとりを持つ事が大事だと考え、重点方針を「心にゆとりを持つ」と掲げた次第です。

心にゆとりを持つことで、先ずは安全の確保、そして、快適性の確保、最後に皆さんの心身の健康の確保を目指して欲しいと思います。

事故原因の三つ「焦り・油断・自己中心的判断」は、どれもが心にゆとりを持てば避ける事が出来ます。

三つの中でも事故原因の一番である「焦り」は、心にゆとりを持てば必ず避けることが出来ます。

心にゆとりを持つ方法は人それぞれにたくさんありますが、私自身が行っている方法は三つです。

一つは、素直な心と前向きな向上心を常に持ち、何事も肯定的に受け入れることです。

神様は私たち人間に幸福と不幸を交互に平等に与えて下さいますが、幸福の時は素直に喜び感謝を忘れず、不幸なことに出会った時や失敗した時は、素直に反省をして、前向きな向上心で前進することが大切です。

後悔しても何も得るものはなく、時間の無駄づかいとなり、更に心にゆとりがなくなります。

あるいは、失敗を人のせいにして、イライラして相手を責めると、これもまた心にゆとりがなくなります。

また、あの事さえなかったらと後ろ向きに考えるよりも、あの事があったからこそ今があると前向きに肯定的に考えることで心にゆとりが生まれます。

2つ目の方法は、ストレスを溜めない事です。

手短なストレス解消は、深呼吸です。

焦っているなあと感じたら、ゆっくりと深呼吸をして、体の緊張感をほぐし、平常心を保つことが大切です。

3つ目が常に笑顔を絶やさない努力です。

笑う門には福来る、という昔からのことわざがありますが、これは結構当たっていると思います。

福が来れば誰もが嬉しくなり、心にゆとりを持てます。

仕事中でも笑顔でいると、必ず良いお客様に出会えて、喜びが増えて、更に心にゆとりが生まれます。

笑顔は人間関係の最良の潤滑油と言いますが、笑顔でいるとお客様との人間関係が良好になり、車内空間がおだやかになり、更に心に大きなゆとりが生まれます。

皆さんなりの方法で心にゆとりを生み出し、安全運行の確保、快適運行の確保、そして、皆さんの心と身体の健康の確保をされますように心から願っています。

今年も残り少なくなりましたが、有終の美を飾られ、明るい希望をもって新年を迎えられます事を心からお祈りしています。 感謝合掌 山内 恭輔

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