第322号

社長短信 2024年6月 第322号

 

6月は春のさわやかな気候から夏に向けて暑くなり、更には梅雨入りをして蒸し暑さが増し、心の健康にも身体の健康にも悪い影響を与える季節です。

それを踏まえて、6月度の経営重点方針を「心身の健康を整えて、安全・快適・迅速・正確な運行の確保を図る」と掲げました。

私たちはプロですから、心も身体も整えてハンドルを握り、安全・快適・迅速・正確な運行を確実に行い、安心を提供する責任があります。

特に安全運行に関しては、事故を起こさないのは素人レベルであり、事故に巻き込まれないことがプロのレベルであり、プロとして防衛運転は当たり前の事です。

たとえ相手が百%の過失がある事故であっても、運行が停止するようでは、無事に目的地へ着きたいというお客様からの要望に応えることが出来ないだけでなくプロとしての責任が果たせません。

私たちプロは「絶対無事故」を目指して事故を起こさないだけでなく、事故に巻き込まれない防衛運転を常に行う努力も必要です。

そのためには、危険予知能力を日頃からしっかりと高めて活用する必要があります。

この危険予知能力は今まで積み重ねてきた多くの体験の活用を必要とするため、心身の健康が整っている状態でないと十分に発揮できません。

ちなみに、危険予知能力を高める一番有効な方法は 他人の起こした危険行為をヒヤリハットに書いて、実際に体験したと感じる疑似体験として記憶する体験記憶にする必要があります。単なる本やネットから得る知識記憶では、いざという時に使い物になりません。

体験記憶が危険予知能力の発揮に一番有効なのです。

是非とも一枚でも多くのヒヤリハットを書いて危険予知能力を高める努力をよろしくお願いいたします。

心の健康には「素直な心」と「前向きな向上心」が必要です。

素直な心の根底には相手への感謝の心と、相手を肯定するOK感情があふれていますので人間関係が更に良好になります。

そして、前向きな向上心を持つ事で、出来ない理由を考えるよりも、出来る方法を考えるようになり、可能思考能力が高まり、何事も上手くいくようになります。

心と身体の両方の健康を図り、我が社の強みである「優しさと感謝があふれる人間力」を存分に発揮され、一人でも多くのお客様から「心からのありがとう」をいただき、更に多くの選んでご利用下さる顧客様を創り出して下さる事を心から願っています。

感謝合掌 山内 恭輔

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