社長短信 2024年5月 第321号
先日の全社員総会へ、仕事都合の方を除いて、ほぼ全員の出席を賜り、誠にありがとうございました。
この全社員総会の最終目的は「つばめ交通に関わる全ての人の幸せを実現すること」であり、そのためには物心両面の満足が必要です。
先ずは、心の満足を満たすために、お客様に喜ばれ、必要とされ、愛される会社となり、料金が高くても、待ち時間が長くても、選んでご利用下さる顧客を創造し、より多くの「心からのありがとう」を創り出す事で私たちの仕事並びに会社への誇り、更には一緒に働く仲間への信頼と尊敬も高める事が出来ます。
それと同時に選んでご利用下さるお客様が増えることで生産性が向上し、売り上げが上がり収入も増えますので物の満足も満たすことが出来ます。
すなわち、心の満足も物の満足も与えられるものではなく、私たち一人ひとりの努力にて創り出すものです。
では、お客様に喜んでいただき、必要とされ、愛されるためには何が必要でしょうか。
やはり、私たちは接客業であり、安心提供業ですから「笑顔」が一番重要です。
我が社の行動目標「身だしなみを整えて、元気な挨拶と明るい笑顔の徹底」と掲げている通りです。
皆さんの笑顔がお客様に安心を提供し、良好な人間関係が出来るので、お客様満足度が更に高まります。
皆さんが明るい笑顔で仕事をするためには良好な社風を創ることが一番重要です。
社風を良くするための一番の方法が4つの愛「信じ愛・許し愛・支え愛・励まし愛」の実践です。
人間は不完全な存在ですから、間違いもしますし、失敗もしますし、忘れますし、ウソもつきます。
もちろん、失敗や間違いをしたら注意指導はしなければなりません。
しかし、相手を責め過ぎると、お互いが不完全な者同士ですから責め合い地獄になります。
たとえ、失敗をしても許す努力、そして、その人は二度と同じ失敗をしないだろうと信じる努力、そして、同じ失敗をさせないための仲間としての支える努力、あるいは励ます努力、これら4つの愛があふれる社風を理想として一歩でも近づく努力をしていく所存です。
そのためにも必要な心構えが「素直な心と前向きな向上心」であり、「優しさと感謝があふれる人間力」と「迅速・正確・丁寧な仕事力」をしっかりと磨き高めて臨機応変の対応力を存分に発揮することで、更に多くの「心からのありがとう」を創り出す努力をお互いに励もうではありませんか。
感謝合掌 山内 恭輔