社長短信 2024年1月 第317号
昨年を振り返りますと、コロナ禍が収束して、経済活動が活発になり、我が社においても有り難い事に、タクシー課は運賃改定もあり、前年を上回る業績を収めながら一年を終えました。
今年は、昨年の広島サミット開催などで、広島の知名度が全世界的に高まりましたので、更に多くの観光客が広島へお越しになる事が予想されます。
更にはサッカースタジアムも完成しますし、広島駅前の開発も順調に進んでいますので、広島市全体の活性化が期待できます。
本当に有り難い事だと思いますが、調子が良い時に悪い種をまくのが人間の常です。
決して有頂天になってはいけませんし、油断しても、おごりたかぶってもいけません。
私の勉強会の友人である「一風堂の河原社長」さんとは一緒に優良企業の訪問研修会でいろんな地方へ行きましたが、必ず地元のラーメン店を訪問されて、ラーメンを食べられます。
広く全国展開をされて素晴らしい成功を収められていても、もっと美味しいラーメンを求められて食べ歩きをされている、河原社長さんの口癖が「毎日が本日開店の心を忘れない」です。
皆さんも初めての乗務日に最初に乗車されたお客様へのあふれるばかりの感謝の気持ち、あるいは先輩や仲間からのアドバイスを素直に聞いて、更なる自己成長を目指していた、素直な心と前向きな向上心をどこかへ置き忘れていませんか。
私自身も、調子が良くなった時にこそ悪い種をまかないように自分自身への戒めと共に更なる成長を目指して初心の心を忘れないようにしています。
今年はようやくコロナ禍前の状態に戻れて、一年が順調にスタート出来ましたので、それらを踏まえて、今年令和6年の社長方針を
「初心に戻り、素直な心と前向きな向上心にて、人と企業の進化・成長・発展を目指す」
と掲げました。
どうぞ、皆さんも毎日を本日が初めての乗務日という素直な心と前向きな向上心にてハンドルを握られ、先ずは絶対無事故を目指して下さい。
そして、更に多くの「心からのありがとう」を頂けるような接客を目指して下さい。
皆さんと共に、安全・快適運行の積み重ねに努める事で皆さん自身と、つばめ交通の更なる進化・成長・発展を目指しましょう。