社長短信 2023年12月師走 第316号
今月“師走”の三大経営方針の一番として
「有終の美を飾る」と掲げました。
「終始」という言葉があります。これは終わりは次への始まりという意味であり、人生は終わりのない、連続性であることを示しています。
更には、良い終わり方をすることで、次も更に良いことが始まることを期待した言葉が終始です。
すなわち、今年を良い終わり方をして有終の美を飾ることで、来年も更に良い年にしましょうということです。
我が社における有終の美を飾るための最重要事項は安全であり、無事故で終わることです。
ですから、重点方針の二番目として、
「絶対無事故を目指し、事故防止の三原則、①焦らない ②手抜きをしない ③自己中心的な行動をしないを徹底的に実践し、事故撲滅を図る」
と掲げました。
お客様の迎車時には、時間に追われて焦る場面もたくさんあると思いますが、急いでも焦らないことが肝心です。
更には「急がば回れ」という言葉があるように、急いで危険な近道、あるいは危険な方法を選ぶよりも、安全な道や安全な方法を選ぶ事が大事です。
事故防止の二番目「手抜きをしない、横着をしない、油断しない」とは、逆に言えば、何事も丁寧に慎重に、そして緊張感を継続して、安全確認や運転操作を行う事が重要です。
事故防止の三番目「自己中心的な行動をしない」とは、自分の都合のいいように解釈しない、行動しないことが大事です。
事故防止の三原則「焦らない、手抜きや油断をしない、自己中心的な行動をしない」を徹底的に実践され、皆さんが今月、今年を無事故にて有終の美を飾られることを心から祈念しています。
そして、重点経営方針の三番目
「当たり前のことを一所懸命に、親切に、丁寧に行うことで、お客様の期待を超えて、選んでご利用下さる顧客を増やして、増収、増益を図る」
接客は一所懸命に真心を込めて行う事が大事です。
これらを皆さんと一緒になって実践することで、安全性においても、快適性においても、生産性においても有終の美を飾り、来る年を更に良い年にしようではありませんか!!
皆さんのご理解、ご協力を賜り、全員で最高の笑顔にて新年を迎えましょう。
感謝合掌 山内 恭輔