社長短信 2023年4月 第308号
自転車乗車時のヘルメット着用について
今月の1日から自転車に乗る時にはヘルメットを着用することが努力義務となりました。
自転車事故は生身の身体が衝撃を受けますので、重大な人身事故につながる危険性が高く、とても有り難い交通ルールの改正だと思います。
けれども、努力義務なので強制力がありません。
ヘルメットの着用をする事で、事故に遭っても頭部へのダメージがかなり軽減出来る事は誰もが理解できますが、髪型が崩れたり面倒なので着用する人はなかなか増えないだろうと心配しています。
しかし、私たちは運転のプロであり、道路を利用する者として良き手本を示す責任があります。
更には、不幸にして自転車と衝突した場合でも相手がヘルメットを着用していれば怪我の症状が軽微で済む場合が多くなりますので、ヘルメットの着用はしっかりと普及して欲しいものです。
ヘルメット着用の促進を図るためにも、自転車通勤される社員さんには是非ともヘルメットの着用をしていただき、私たちが率先して手本を示すべきだと思う次第です。
ちなみに、崩れた髪型を整えるために本社二階の男子トイレと女性のパウダールームにヘアードライヤーを用意しました。
ヘアーブラシは各自で持参していただき、見た目をしっかりと整えていただきたいと思います。
更には、ご家族の皆さんにもヘルメットの着用を是非お勧めください。
吾が身を守るためだけでなく、万が一、事故に巻き込まれた時に、怪我の程度が軽く済むことで、事故相手の精神的ダメージも軽減されます。
是非ともご家族でヘルメット着用の意義を話し合ってみてはいかがでしょうか?
特に小さな子供さんが居る家庭では、社会人としての正しい心構えを身に着ける良い機会になると思います。
ちなみに、社会人として正しい心構えの基本は、自分よし、相手よし、世間よしの三方よしのバランスが取れている状態です。
自分さえ良ければいいという考え方ではみんなが幸せにはなれませんし、そんな考え方が増えると人間社会を崩壊させることになります。
常に三方よしを意識して生きていくことで社会人としての責任を果たしたいものです。
どうぞよろしくお願いいたします。
感謝合掌 山内 恭輔