第306号

社長短信 2023年2月 第306号

 

 先日の週間一言にてお伝えしましたが、今までの仕事観、あるいは仕事力の原点の定義として、お役に立つのは「並」、喜ばれて「中」、必要とされることで「上」という三段階の概念に分けていましたが、更に最上位の概念として「愛されること」を掲げました。

理由の一つとして、他に選択肢が無いから仕方なしにつばめを利用される方がまだおられると前々から感じており、必要とされることの更に上の概念を考える必要があると思っていたからです。

更にもう一つの理由として、必要とされることに関しては多くのお客様に賛同を得るレベルまで来たので、仕事観をもう一段階引き上げる必要性を感じ、また、今の社員の皆さんが持つ実力ならば最上位の「愛されること」を掲げても大丈夫だと確信したからです。そのように感じた根拠は、旧広島市内にて迎車料金を頂いている会社はいまだに私たちつばめ交通だけですが、迎車料金を払ってでも、更には時間がかかるのに待ってでもご利用下さるお客様が更に多く増えてきたからです。

実際に電話受注回数が配車回数を多く上回り、多くのお客様をお断りせざるを得ない状況です。

更には、先般、他の市内大手タクシー会社の社長さんと迎車料金を一緒に頂いて足並みをそろえましょうと提案をしましたが、わが社では無理ですと瞬時に断られました。

迎車料金を頂けるのは私たちが長年にわたり選んでご利用頂けるようにコツコツと努力を積み重ねてきた成果だと改めて強く感じた次第です。

皆さんの誠実でまじめな努力を誇りに思いますと共に、深く感謝を申し上げます。

けれども、今がゴールではありません。

お客様のニーズは日々進化しますので、現状維持は衰退となります。

今日の感動は明日には満足レベル、そして明後日には当たり前レベルとなりますので私たちも接客レベルを日々進化させねばなりません。

常にお客様に寄り添い、ニーズを先取りして接客レベルの進化を図ると共に、接客業として当たり前の事を愚直に繰り返してお客様の期待を超える努力を積み重ねて、納得して迎車料金をお支払い下さるお客様を更に多くつくり出したいものです。

この努力の積み重ねが、お客様から無くては困るという強い愛着心を作り出し、愛されるつばめに一歩ずつ近づくことが出来ると確信しています。

感謝合掌 山内 恭輔

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