社長短信 ２０２２年７月 第２９９号
コロナ禍後は最大のチャンス
再び、感染者が増加して第七波の襲来と言われていますが、重症化率が低くなり、危険度はインフルエンザ並になったと感じています。
一方、マスコミは視聴率優先にて、感染への恐怖をあおり、外へ出ないように促していますが、着実に人流は戻ってきました。
その事はタクシー乗務を通じて実感されている事と思います。昼間のタクシー売上は有り難い事に確実にコロナ禍前を上回るようになりました。
数値的には、日勤者一日当たりの売上はコロナ禍前の売上を２０％くらい上回っています。その一番の大きな要因は、人流が増加しても、タクシー供給量が３０％以上減っているからです。
夜間の人流はまだ７割くらいの戻りですが、それでも隔勤者の売上もコロナ禍前よりも１０％くらいアップしています。
過剰な政府指導による在宅ワークも様々な問題点があり、特に人間関係が希薄になることで生まれる仕事への悪影響が反省され、改めて対面交流の重要性が認識されています。
コロナ禍後は、対面交流の促進により、人流が更に増加しますが、タクシーの供給は増えないために、ますますタクシー不足の状態が続きます。
タクシーの生産性が向上して、売上増加が大きく見込める今だからこそ、会社が大きく成長発展出来る最大のチャンスです。
このチャンスを活用する一番の手段はリクルート活動を強化して、乗務員の増員を図ることです。
特にハイヤーとバスは国内観光客の増加に加えて、秋からはインバウンドによる外国人観光客の増加が期待出来ます。更に広島は来年５月にサミットが開催されますので、サミット開催地を巡る外国人観光客の増加が更に大きく期待出来ます。
タクシーだけでなく、ハイヤーやバス乗務員の増員を図るために、月例賃金の増加に見合う金額に入社半年の保証給を増額します。
更には、ハイヤーやバス乗務へのステップアップも努力とヤル気があれば誰でも挑戦出来る体制を整え、つばめ交通だからこそ出来る、タクシーからハイヤー、バスまで幅広く乗務出来る魅力ある勤務スタイルをもっと内外へアピールすると共に、そのための教育訓練体制を充実させて、より多くの乗務員さんを迎え入れたいと考えています。
皆さんから一人でも多くのやる気のある仲間の紹介をお待ちしています。
感謝合掌 山内 恭輔