社長短信２０２２年６月 第２９８号
今月６月は、つばめ交通の創業月です。
１９５１年６月８日に営業を開始しました。
七十一年間にわたり事業を継続出来た事は、創業以来現在に至るまで、つばめ交通を支えて下さった社員の皆さんと取引業者の皆様、更にはご利用頂いているお客様のお陰です。
創業者である父も含め、これまでつばめ交通を支えて下さった先輩方も、多くの方が亡くなられていますが、改めて深く感謝を申し上げる次第です。
最初のスタートはタクシー２台から始めたと聞いています。有り難い事に現在では広島市内のタクシー業者６４社中、保有台数は第三位、売上規模は第二位のシェアを占めるほどに成長することが出来ました。
この成長の源泉は、創業の精神「お役立ち業」と「選ばれるつばめ」を全社員さんと共有し、実践を積み重ねてきた成果です。
このような成果を創り出せるのも、私が理想とする「最高の組織」に一歩ずつ近づいてきたからであり、大変に有り難く、嬉しく思います。
これも一重に創業の精神に基づき、実践して下さっている社員の皆さんのお陰であり、心から深く感謝を申し上げます。
ちなみに「最高の組織」とは最小の投資で最大の成果を創り出す事が出来る組織の事をいいます。
「最高の組織」が成立するための要因には以下の三つが必要です。
１．仕事の目的（創業の精神、経営理念、ビジョン）を全社員が共有していること
２．その目的を達成するために力を合わせる
「協働の意欲」を全社員が共有していること
３．コミュニケーションを通し、目的を達成するために必要な情報を全社員が共有している事
これら三つは頭で理解することや口で言うことも簡単ですが、実際に実践するのは大変です。
特に仕事の目的である「人の役に立ち喜んで頂く事」は大切だと知ってはいても、つい目の前の自分の欲求が優先してしまい目的を見失う事がありますが、不完全な存在である人間ですから仕方ありません。だからこそ、社員の皆さんと支え愛、励まし愛、許し愛を通して、お互いが仕事の目的を見失う事なく、そしてお互いに力を合わせて仕事をすることで、更に多くの選んでご利用下さるお客様を創り出していこうではありませんか。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
感謝合掌 山内 恭輔