社長短信 2021年8月 第288号
暑い日々が続く中、真摯な姿勢にて安心・安全・快適運行に努められ、つばめ交通の存在価値を高めて頂き、本当にありがとうございます。
さて、政府の非常事態宣言に続いて、広島県も時短要請を9月12日まで発令しました。
残念ながら、ようやく増えてきたタクシー需要が、特に夜の売上は大幅に落ちると予想されます。
しかし、8月中には国民全体の半数以上のワクチン接種が済む予定ですので、政府の非常事態宣言も広島県の時短要請も今回が最後になる可能性が高いと思いますし、そのように願っています。
人間は環境に大きく左右されます。つまり、物事を悲観的に、マイナス思考で受け止めると、発想力も創造力も十分に発揮されなくなります。
人生を活き活きとして、幸せに生きるためには、何事も楽天的、プラス思考で受け止めて、発想力、創造力を豊かにする事が重要です。
そして、計画は逆にいろいろなリスクを考えて、綿密に立案して、慎重に実行する事が大切です。
今回の時短要請という逆風は私達が試されていると考えて、9月以降のタクシー需要の増加に対して万全の準備を整えておきたいと思います。
その一番の方策はリクルート活動の強化にてタクシーの稼働率を向上させることです。
7月に入り増加した電話着信約三万三千回に対し、配車回数が約二万五千回と、残念ながらその差が八千三百回34%という大きな開きが出ています。
すなわち、お客様のタクシー要請に対して、三割近くがお応え出来ていないと言うことです。
一件でも多くのお客様の要望にお応えすることが私たち公共輸送機関としての最も重要な責任です。
会社説明会へ来ていただければ、中尾課長を始めとして、多くの管理者の方が、判りやすく、そして情熱的につばめの紹介をして下さいますので、かなりの高い確率で入社が決まります。
会社説明会へ一人でも多くの求職者を集めることが重要ですので、是非とも皆さんも知り合いの方の紹介やタクシー車内でのリクルート活動へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
ところで、三密を避けるために班会議や懇親会を取り止めているため、社内の人間関係が希薄になっていることを深く危惧しています。
コロナ禍が収束したら、七十周年の感謝祭や各部、各班の懇親会などを開催をして、人間関係強化を図っていきましょう。楽しみにしています
感謝合掌 山内 恭輔