第286号

社長短信 2021年6月 第286号

 

 本年六月は会社の創業七十周年と私の六十六歳の誕生日との二つの慶事を迎えて、二重の喜びを味わうことが出来ました。

一年前にコロナウイルス感染が拡大して政府から緊急事態宣言が発令された際には大幅な業績低下となり、先行きに大きな不安を感じましたが、我が社の業績向上に向けて後押ししてくれる有り難い出来事が次々と起こり、会社は満身創痍ながらも創業70周年を無事に迎えることが出来ました。

本当に有り難く、嬉しく思う次第です。

これも、先ずは現役の社員の皆さんがつばめ交通の創業の原点である「お役立ち精神」を存分に発揮して「安心提供業」と定めた職務を遂行して下さっているお陰であり、深く感謝を申し上げます。

また、社員の皆さんが安心して仕事が出来る環境を整えて下さっているご家族の皆さんにも改めて深く感謝を申し上げます。

そして、創業以来、つばめ交通を支えて下さった先輩社員の皆さん、並びに取り引き業者の皆様にも心から感謝致したいと思う次第です。

企業の命題、すなわち、企業経営において一番大切な事は永続することです。

どれだけ大きな会社でも、どんなに立派な商品をもっていても、どんなに優れた社員さんが居ても、会社が無くなれば全ての価値は失われます。

永続することで、社員さんの生活を守り、地域に必要とされる存在となり、企業の三大責任である①地域社会への貢献 ②納税による国家への貢献 ③人財育成による社員さんの幸せ作りへの貢献を果たす事が出来ます。

では、永続するためには何が必要でしょうか?

皆さんご存じのように中国地方で最大手の広島タクシーさんの解散が決まりましたが、つばめとの違いは、選んでご利用下さるお客様づくりを目指し、常に仕事の仕方を進化させてきたからです。

お客様のニーズがどんどんと進化する現代において、今まで通りの仕事の仕方では衰退となります。

それを広島タクシーさんは証明されただけです。

これからも今の仕事を深掘りをしていくと共に、コロナ禍において新しく多くの仕事を請け負いましたが、それら新業態を更に拡充していきます。

そのためにも、お客様からつばめに任せたら安心という「安心提供業」を全うする事が必要です。

皆さんのご理解とご協力を賜り、次なる創業八十周年を隆々と迎えたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。   感謝合掌 山内 恭輔

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