第282号

社長短信 2021年2月 282号

 

 今年6月につばめ交通は創業70周年を迎えます。

それを踏まえて今年の経営方針を

『創業の精神「お役立ち業」に立ち返り、更なる仕事の深掘りと実践を通して「創客、増収、増益、増員」を目指す』と掲げました。

経営には長いモノサシと短いモノサシが必要です。

短いモノサシは、今、お客様が一番強く求めておられるものを提供し、お役に立ち、喜ばれる事が大事です。

コロナ感染の影響で外出を控える人が増えてタクシー利用者は随分と減少しましたがゼロにはなりません。

少なくなったタクシー利用者の皆さんが今一番強く求めているものは、より安全で安心出来るタクシーです。

安全で安心出来るタクシーを提供することがコロナ禍の今、最も重要なお役立ちの方法です。

引き続き、皆さんのご協力を得て、今まで以上に安全で安心出来るタクシーを提供していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

長いモノサシはコロナ終息後を見据えた準備です。

まだ、感染拡大が収まらない状況ですが、ワクチン投与が始まった米国などは感染拡大のピークを越えて感染者数は減少しています。日本も二月末から医療関係者のワクチン投与が始まり、順次、投与が進むと暖かくなる4月頃には感染者数の激減が予測されています。

そうなると政府のGoToトラベルも始まり、人の動きが活発になるのでそれに対応する事前準備が大事です。

それらを踏まえて、二月度の重点方針は

『コロナ禍後を見据えて、更なる人間力と仕事力の向上を図る』としました。

その方針に従い、ハード面の準備として既にハイヤーは増車しましたし、新型のジャパンタクシーも数台発注して、一ヶ月後の3月には納車が始まります。

バスも程度の良い中古車を捜しています。

リクルート活動も更に強化して増員を図ります。

また、英会話教室の再開、接客対応のレベルアップ研修、運転技能の向上訓練、観光研修なども開催して、全社員の仕事力と人間力の向上をはかります。

私の好きな言葉に

『何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ』とあります。今、根を伸ばす事で更に大きく成長出来ます。

間もなく来るコロナ禍の終息に向けて万全なる準備をして受け入れ体制を十二分に整えて、今まで旅行や移動などを我慢していた人達の需要を効率よく的確に取り込み、より一層の業績向上を目指したいと思います。

明るい希望を持って、仕事力と人間力の向上準備へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

感謝合掌 山内 恭輔

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