社長短信 2013年3月 第187号

社長短信 2013年3月

 

自助と共助

 

今月11日で東日本大震災発生から2年が経ちました。

未だ行方不明の方や身元不明の方も多くおられますが、亡くなられた方々へ心から哀悼の意を表します。

多くの特集も組まれて放映されましたが私が強く印象に残った言葉は「自助と共助」です。

有名な学者の解説の中に「私達人間には地震は防げないが、震災は最小限に抑える事が出来る。そのために必要なのが自助と共助です。」とありました。

自助とは自分の力で生き抜くことです。

自分の力で24時間生き抜く事が出来たら生存率はほぼ100%になるそうです。

そのためにも心の準備とモノの準備は平素から充分にしておく必要があります。

そして次に大切な事が共助です。

阪神淡路大震災で亡くなられた方の殆どが建物の下敷きになられたのですが、下敷きになっても助かった人の80%が周りの援助によって助かったというデータがあります。

言い換えれば、自分一人で助かった人は20%しかいません。

共助とは家族だけでなく、近隣住民との助け合いのことであり、地域の連帯があってこそ共助の精神が発揮されます。

これは企業でも同様であり、つばめにおける自助努力は一人ひとりが事故やトラブルを起こさない努力をすることです。

事故原因の大半は気持ちの焦りや、油断から生じていますので、平常心を保つ努力、気が緩まない努力が重要です。

その自助努力の上に仲間からの援助や励ましなどの共助があれば更に事故防止へとつながります。

仲間からの共助とは「励まし愛、認め愛、支え愛、許し愛」の4つの愛の実践です。

人間は不完全な存在ですから決して一人では生きていけません。

お互いが励まし愛、認め愛、支え愛、許し愛をするからこそ、一度しかない人生を心豊かな幸せなものにする事が出来ます。

4つの愛の実践と言いますととても難しそうに聞こえるかも知れませんが、愛の実践の第一歩は元気で明るい挨拶と笑顔をいつでも、どこでも、誰に対しても行う事です。

毎朝の広島駅でのお客様送迎サービスも4年を経過しましたが、つばめのお客様だけでなく、道行く人々へも笑顔を添えて挨拶をしていますと、先手で挨拶を返して下さる方、挨拶だけでなく「ご苦労様です」と励ましの言葉をかけて頂いたりと、挨拶の大切さや笑顔の有り難さを身に染みて感じています。

つばめ交通の社内では、是非とも4つの愛が溢れ、共助の精神が存分に発揮されて、働きやすい、誇りが持てる職場にしたいと思っています。

そのためにも先ずは全社員の皆さんによる、いつでも、どこでも、誰に対しても、元気で明るい笑顔と挨拶の実践をどうぞ宜しくお願い致します。

 

先般、バス課とハイヤー課合同にて宿泊研修会を開催しました。

宿泊する事で仲間との絆も深まり、仲間と協力し合ってこそ安全性の向上もそして更なるお客様感動の追求を通して増客、増収、増益も達成出来ると確信しました。参加者の皆さん、ありがとうございました。