社長短信 2011年1月 第161号

社長短信 2011年1月 第161号

新年明けましておめでとうございます。

正月とは正しいことを考えて正しく実行して正しい成果を今年一年間掛けて作り出すための始まりの月です。
皆さんにおかれましては、どんな一年にされますか?
一年の計は元旦にあり、と申しますがやはり、目的を持って日々を過ごす者と、日々漫然と過ごす者とでは一年を振り返ると大きな差が出てきます。
「人生二度なし」これは私が尊敬する教育界の著名人である森 信三先生の言葉ですが、最近とても深く共感します。
人生は今のこの一瞬の積み重ねであり、過ぎた時は二度と返ってきません。
人生二度なし、というこの厳然たる事実を頭ではなく心で深く自覚したときに、自らの人生を一分一秒たりとも無駄に過ごすことなく生きていきたいと念じるようになるものではないでしょうか。
では、二度とない人生を如何に生きるか、という命題の答えは人それぞれにあると思いますが、私の答えは「日々 新たなり」です。
これは中国の古典「大学」にある言葉です。

「まことに日に新たに,日々新たに,また日に新たなり」

意味は「今日の行いは昨日よりも新しくなり,明日の行い は今日よりも新しくなるように修養に心がけねばな らない」

すなわち、日々進化成長するためのたゆまぬ努力が重要である、ということです。
有名なダーウィンの進化論に
「強いもの、賢いものが生き残ったのではない、環境変化に対応できたもののみが生き残れた」
という言葉があります。
仏教の根本思想にも「諸行無常」という言葉があります。
「万物は常に変化をして、少しの間も止まらない」
という意味です。
人間も周りの変化に常に適応していかなければ決して幸せな人生は築けません。

商売においても、「今日の満足は、明日は当たり前」と言いますように、お客様のニーズや満足レベルは常に進化していますので、それを正しく見極めて適確に対応していかねばなりません。
そのためには、日々新たなる精神を持って仕事に就く必要であると考えて、「日々 新たに」を書き初めして我が社の年頭の重要行動指針に掲げました。

しかし、これは仕事面だけでなく、日々の人間関係においても同じ事です。

誰もが、自分と良い人間関係を作るために日々努力してくれる人間に対して好感を持つものです。
お互いが良い人間関係を日々積み重ねていく努力をすることによって、更に深く良い人間関係が構築できます
私達も今年一年、現状で満足することなく、何事にも日々新たなる精神で進化成長へのたゆまぬ努力をしていきましょう。