社長短信 2011年7月 第167号

社長短信 2011年7月 第167号

私達つばめ交通の事業であるタクシー業、バス業、ハイヤー業、代行運転業において安全であることが全てに優先することは皆さんは百も承知のことです。

しかし、私達は不完全な人間ですからミスや手抜き、勘違い、間違いを起こします。

先般も紙一重で死亡事故につながる重大事故が発生しました。

事故原因は、交差点通過時の1,2秒の脇見です。

車は時速20kmで一秒間に約6m走ります。

危険を感じてブレーキが効き始めるまで約6m

そして制動距離が3m

1秒の脇見で合計15mも走ります。

脇見運転は危険である事は誰もが知っていますが、どれだけ危険であるか、それを数値面で深く理解しておく事により、脇見運転防止の徹底を皆さん自身で自覚して頂きたいと思います。

事故の報告を聞いて、病院へ行き、被害者である中学一年生のお母さんにお会いしてお詫びをしましたが、お母さんの悲しみと不安の入り交じった表情と、そして言葉には出されなくても私達への厳しい目線が今でも脳裏に焼き付いています。

加害者である私達へ怒りや憎しみの感情が出るのも、大切な子を持つ親として当たり前の事です。

人身事故は大小を問わず、加害者も被害者もまたそのご家族も、そして仲間もみんなが不幸になります。

二度とこのような事故を起こしてはいけませんが、全ての人がその危険性を持っています。

事故防止は自らの心の持ち方次第ですが、人間は一人では心のコントロールを完全には出来ません。

何故なら、人間は不完全な存在であり、失敗もしますし、固く決意した事でも実行出来ませんし、初心も忘れるからです。

やはり、仲間同士の支え愛、励まし愛、認め愛があってこそ自らの心を正しく律する事が出来るというものです。

この度の重大事故を教訓として、再度、つばめ交通の社員の皆さんと共に、無事故への挑戦をしてく所存です。

そのためにも、是非とも、仲間同士で声を掛け合い、特に、危ない運転だなと感じたらその仲間に声を掛けてあげて下さい。

その仲間意識の強さがつばめの良き伝統文化であったはずです。

どうぞよろしくお願いします。

感謝合掌 山内 恭輔