第241号

社長短信 2017年9月 第241号

 企業活動の一番の目的はお客様創造です。
更に、生産性の高い仕事にするためには、待ってでも選んでご利用下さるお客様、すなわちつばめのファンを創り出さねばなりません。
ファンのことを顧客と言います。
顧客を多く持つ事で生産性が高くなり、売り上げを向上させ、収入も高めることが出来ます。
更には、選ばれるような仕事をする事で、仕事に対する誇り、一緒に働く仲間にも誇りが持てます。
仕事に従事する時間は、人生の大半を占めますが、その仕事の目的を単に生きていくため、家族を養うためという義務役割だけで仕事に取り組んでは人生に豊かさも深い幸せも感じる事が出来ません。
やはり、仕事の原点である、人の役に立ち、喜ばれ、そして選ばれる努力をして仕事や仲間に誇りが持てるようにする事が大切だと私は考えます。
では、多くの顧客を持っていれば誇りは持てるし、安心か、というとそうではありません。
顧客は一年で平均15%減少すると言われます。
理由は、転居、転勤、退職、死去などです。
と言う事は、安定した売上を確保するために毎年15%以上の新規顧客を創り出す必要があります。
新規の顧客を創り出すためには、お客様はタクシーに何を求めているのかを知る必要があります。
お客様が安全以外に求めるものには三つあります。
1つ目は利便性です。タクシーに便利さ、すなわち早さを求められますので、タクシーは選ばずに目の前のタクシーに乗られます。
2つ目は合理性です。料金の安さを求められますので、会社ではなく、小型車を選ばれます。
3つ目は快適性です。早さや安い料金よりもタクシーを快適に安心して利用したいという方です。
利便性や合理性を求めるお客様は会社を選ばれませんので、顧客(ファン)にする事は困難です。
私達が狙うのは快適性を求めるお客様です。
だからこそ、人間の原点「真心からの思いやり」の存分なる発揮が重要だと考えて今年の社長方針に「原点回帰」と掲げました。
料金や時間と違い、快適性は数値化が難しくて、目に見えにくいものですが、皆さんの目配り、気配り、心配りによって真心からの思いやりをお客様に感じて頂き、快適性を高める事は可能です。
同じ挨拶や会話でも、ご乗車頂いた事への感謝の気持ちを深く持つ事で真心からの思いやりを存分に発揮して、やっぱりつばめに乗って良かったと言われたいものです。  感謝合掌 山内 恭輔