社長短信 2009年9月 第145号

人に優しく、人と社会のお役に立つ

これはつばめの経営理念ですが、今月は「人に優しく」という言葉について私なりの考えを述べます。
皆さんは「優しく」という言葉からは、人を大切にする、励ます、甘やかす、情が深い等という意味を連想されると思います。
誰しもが人に優しくすることは大切なことであると判っていますし、人に優しい人間でありたいとも思っているはずです。
実際に自分の子供や特に孫であれば溢れるほどの優しい気持ちになれるように、自分が好きな人間や大切な人間には優しくできます。けれども、自分との関係が薄い人や、あるいは自分が苦手な人、または嫌いな人に優しくすることはなかなか難しいものです。
けれども経営理念に掲げるからには誰にでも優しく出来る人間でありたいものです。
では、誰にでも優しく出来るためには何が必要でしょうか?
皆さんがご承知のマザーテレサは貧民救済に生涯を捧げてノーベル平和賞を受賞されましたが、彼女が授賞式の講演での有名な台詞に「愛の反対言葉とは無視すること」、そして「真実の愛とは誰にでも関わる勇気を持つ努力をすること」と話されました。
すなわち、愛するとは努力することです。
人は相手の愛情を一番感じるときは、相手が一所懸命に愛する努力をしてくれているときです。
努力こそが真実の愛です。
誰にでも優しく出来るためには関わる努力が必要です。
私が求める優しさとは、自分が苦手な人、嫌いな人、全ての人に関わる勇気を持つ努力をすることです。
仕事を通して、お客様にも、一緒に働く仲間にも、道路を共有する歩行者やドライバーにも、そして大切な家族にも更に優しく出来る人間作りを社員に皆さんと共に目指していきたいと思い、この経営理念を掲げました。
大事な事は、優しいから立派ではなく、優しく出来る努力をする人が立派です。
出来る出来ないではなく、人に優しく出来る努力を継続していきたいものです。