救援物資『水』を集めています

先般は皆様に救援物資の提供をお願いしましたところ、多大なるご支援をいただき、本当に有難うございました。

被災者の方からわざわざお礼の電話を頂き、皆様の善意がちゃんと届いたことを実感出来、有難く、深く感謝申し上げます。

わたくしどもつばめ交通では、引き続き被災地への支援を積極的に行って生きたいと考えております。

付きましては『被災地の乳幼児に飲ませるためのお水』を下記の要領で集めています。

☆お水は搬送の都合上、2リットルボトルに限定します(未開封品)。

出来ましたら硬水(ミネラル分が多く硬度の高いミネラルウォーター)でなく、いわゆる“ペットボトルのお水”が有難いです。

☆集荷場所は、東区牛田本町4丁目のつばめ交通本社二階。

☆つばめのタクシー乗務員に『救援物資のお水』と言って頂きましたら、車内でお預かりします。

☆救援物資の水は、千葉県の市藤学園に送付し、そこから園長以下職員さん達が

福島県の幼稚園、保育園に配布される事となっております。

☆集荷期限は、救援物資配送便・出発の関係で4月11日月曜日午後18時迄とさせて頂きます

☆詳しい問い合わせ先→つばめ交通㈱営業室 082-221-8180 迄

広島市内にも2リットルのお水がほとんど無い状況ですので、集めるのは大変に難しいとは思いますが、1本でも結構です。

一人一人の積み重ねが大きな成果になると信じていますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。

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以下は3月30日に届いた、被災地の保育園・園長からのメールす。

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『要旨』

☆乳児一人に1日500mlの支給が政府からされているが、実際は2L(2000ml)が必要であり、それでは足りない。

☆政府発表の放射線基準値は数日遅れるので、親の心情として水道水は飲ませられない。

☆最も水不足が深刻な福島県の幼稚園、保育園にも分け合うために絶対量が足りていません。

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『メール・原文』

本日、 私(市藤学園)よりも、もっともっと大変な状況にある、福島原発から50㎞のところにある、仲間の被災された園

茨城県北茨城市磯原町の磯原保育園に、私どもの園バスと共に皆さまから頂いた乳幼児用の紙オムツ・ティッシュ・トイレットペーハー・タオル・お水等の物資をお送りしてきました。

海のそばにある園で、隣に接する、JR常磐線は線路共々流されている箇所が多く、JR再開のめどなし、国道6号沿いの家屋は、殆ど崩壊と浸水で、片付けも全然進んでいませんでした。

この地区の津波も、驚異的だったようです。

幼稚園は休園しているところもありますが、保育園は休むと復興にも、仕事そのものにも影響するので、どの園でも一生懸命に保育の出来る環境を整えているということです。

今回の物資は、園長茅根先生から、地域の幼稚園・保育園の物資不足(磯原保育園も含め)の所に早急に配布されるとのことでした。

本当にありがとうございました。

保育園・幼稚園は、深刻な水不足です。

国の安全基準の数値は、後日発表なので、特に乳児・妊婦には汚染状況が続くうちは、飲ます訳にはいきません。

行政も乳児1人に対して、1日500ml程度は配布してくれるようですが、いつまで続けてくれるか分かりません。

在庫は底をついているようです。

1日500mlは、1日200mlを5~6回ミルクを飲む乳児には、2回分にも(洗い水もあるので)相当しません。

現在、お店には、水は1本も売っていません。

その状況で、親に、水を持ってきて下さい、とか、弁当を作って来てください、とは言えない状態です。

子育て中の親は、困惑するばかりで、実際のところ手の打ちようがありません。

そして、園で安全な給食をつくるとなると、米の水、汁ものの水、、、多量の水が必要です。

未来を創る子どもたちを何とか守りたい、、、、その一心で、今回皆様に甘えさせて頂いています。

もし、水のご提供が今後も頂けましたら、本当に助かります。

水については、きっと、長丁場になることと思います。

原発の影響が回避されるまで、末永く、応援を心よりお願いします。

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