和をもって貴しとなす 第306号
これは聖徳太子の有名な言葉ですが、意味は単に仲良くしようという事ではなく、時代背景には日本古来の神教と新しく入って来た仏教との宗教戦争があったそうです。
宗教戦争と言えば中世に十字軍が戦ったキリスト教とイスラム教との宗教戦争が有名ですが未だに解決していません。
しかし、日本には神仏混合という言葉があるように日本人は見事に神教と仏教を調和させました。
全く異質なものを調和出来るのは日本人ならではの力です。
世界無形文化遺産に登録された和食も、異なる食材のそれぞれの味を大切にしながら和を作り出す料理だそうです。
私達は顔も育ちも考え方も違いますが、お互いが相手を尊重して、違いを楽しむ「和の心」で仲良くしたいものです。
2015年2月23日
つばめ交通株式会社 代表取締役兼お客様満足係 山内 恭輔