社長短信 2015年3月 第210号

社長短信 2015年3月 第210号

 

 

皆さんは親しい人が病気になった時に、早く良くなりますようにとお祈りされていると思います。

あるいは自分自身が逆境に遭遇した時にも、早く乗り越えられますようにお祈りされていると思います。

困った時の神頼みという言葉がありますが、私は神様は決して平等には私達を扱われないと思います。

やはり、どれだけ平素から正直に生きているか、更には人の役に立つ生き方をしているかによって祈りの通じ方が違うと思いますが、皆さん如何でしょうか?

先般、社内掲示を見られたと思いますが、つばめファンの中で正義感の強い方から「つばめ交通において、まじめに仕事をしている人がバカをみては欲しくないから」と言う理由にて、大変に有り難いご意見を頂きました。

1)お迎え時に、姿が見えても車から離れようとしない。

降雨時にビルの玄関まで傘を持って迎えに来ない。

呆れたことに車から降りようとしない人も居る。

2)安全運転宣言どころか、挨拶も無い失礼な人も居る

3)ドアーサービスをまったくする気が無く、降車時に降 りる素振りすら無い呆れた人が居る。

たまたま出来なかった方もいると思いますが、このお客様は長年にわたり、ほぼ毎日つばめをご利用されますので、冷静に私達一人一人を観察された上でのご意見です。

皆さんはどう感じられますか?

私は大変に残念に思って今回の筆を執らせて頂きました。

皆さんの多くは、仕事を通して、つばめ交通がお客様から選ばれていることを実感されていると思います。

「選んでご利用頂ける」という成果は長年にわたり多くの先輩や仲間が一所懸命に努力をして作り出した宝物です。

つばめの今の多くの仲間は更に選ばれる努力をして下さっていますが、残念ながら仲間が作り出してくれた成果の上にアグラをかいているだけの人も居るようです。

迎車時のお出迎え、降雨時の傘サービス、安全運転宣言、降車時のドアサービスはお客様に安心を提供し、選んでご利用頂く事を目指して作ったつばめ交通の接客ルールです。

会社という組織内で働く限りには、ルールは一緒に働く仲間との約束ですから破らないで欲しいと思います。

あるいは、降雨時の傘やお見送りは、ルール以前の人間として当たり前のマナー、相手への思いやり、優しさです。

私達は一緒に机を並べて仕事をしていないので仲間の一人一人が実際にどのような仕事をしているかは分かりません。しかし、人が見ていないからこそキチンとルールを守る事、仲間との約束を守る事が徳を増すことになると思います。

人が見ていなくてもお天道様はちゃんと見ておられ、そして大事な場面でお天道様は徳を多く持つ人に対してキチンと正しい審判を下されると思いますが如何でしょうか?

でも、このようなご意見を頂ける事は我々の誇りにますね。

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