社長短信 2012年11月 第183号

社長短信 2012年11月 第183号

 

変革への挑戦なきものに成長無し

 

地球温暖化と言われてはいますが、季節の変化は着実にやってくるものであり、11月に入って急に朝晩が冷え込んできました。

皆さん、お変わりなくお過ごしの事とお慶び申し上げます。

さて、マル協チケット会社から今年度半期の営業報告がありました。

つばめ交通が半期で売り上げたチケット金額は前年比5%プラスの1億4322万円でしたが、これはニシキタクシーがマル協を離脱したこともプラスに影響していると思います。

しかしながら、第一交通、広交タクシー、カープタクシーはそろって前年対比が微減もしくは同率であり、一台当たりのチケット売上の差は以下のように更に広がりました。

第一交通=62万7千円、広交タクシー=64万7千円、カープタクシー=70万6千円、つばめ交通=124万5千円

約2倍近い差がつきましたがこれはマル協ユーザーから私達つばめ交通が選ばれてご利用を頂いている証明です。

この素晴らしい成果を作り出せたのも最前線で頑張って下さる乗務員の皆さん並びに配車センターの皆さんの日々努力の積み重ねの賜物であり、深く感謝を申し上げます。

加えて、先般に開催しました毎年恒例の秋期安全接客研修会の成果も着実に出ていると思います。

お客様のニーズレベルは日々進化している中で、現状維持は衰退と同じであり、常に変革への挑戦を積み重ねていればこその成果です。

 

若手の管理職も井の中の蛙にならないように更なる変革を目指して、先々月の京都MKタクシー訪問に続き、福岡市へ超優良企業として有名なトマト交通へ企業訪問研修に行ってきました。

メンバーは高野部長を団長として、宮田課長、佐々木課長、田淵課長補佐、岩崎課長補佐、太田係長、山本主任の30歳代を中心とした若手メンバーでした。

トマト交通さんは規制緩和後に新規設立された会社であり、まだ歴史は浅いのですが、90台の車両で1400件の無線受注を頂いておられ、昼夜合わせて隔日勤務換算で約4万8千円の高い売上をされておられ私達の良きお手本となる会社です。

この会社は決して料金を安くして選ばれるのではなく、接客サービスの差で選ばれてこのような高い成果を作り出されています。

企業訪問した若手管理職メンバーの感想を聞きましたが目からウロコの研修会になったようで、更なる変革への気づきを沢山に持ち帰ってくれたようです。

また、次世代無線システム企画にも大いに参考になったようです。

彼らからの報告と新たなる企画提案を楽しみにしています。

変革への挑戦なき者には成長はありませんし、また企業も同様です。

同業他社と同じでは明日はありません。

お客様の進化するニーズに的確に対応して更なる成長を通して、地域になくてはならぬ存在価値の高い企業つ成るためにも皆さんのお力を存分に拝借したいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

感謝合掌 山内 恭輔

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