社長短信 2018年3月13日 第247号

社長短信 2018年3月 第247号

 

去る平成30年3月4日につばめの仲間である山音孝文さんが享年70で亡くなられました。

亡くなられる前日まで元気で仕事をされていた姿を多くの仲間が見ていましたので直ぐには信じる事が出来ませんでした。お通夜式、本葬にと多くの仲間と参列させて頂き、現実を目の当たりにした時に悲しい別れを実感しました。

すべての人はこの世に生まれてくる時に使命、すなわち命の使い方を授かっていると言われます。

山音さんは自らの命を使って「寛容」の大切さを仲間やお客様との普段からの接し方を通して身をもって教えて下さったと思います。

山音さんはどんな時でも決して人と争う事もなく、常に笑顔で接して相手を受け入れる方でした。

私達接客サービス業は多くのお客様と接しますがお客様も常に機嫌の良い時ばかりではありません。

人間は不完全な存在ですから時には度を超した喜怒哀楽の感情表現もします。

特にお酒が入ると人間の本能がむき出しになる方もいますので、そのようなお客様に対して寛容である事は口で言うほど簡単ではありません。

けれども山音さんは常に寛容の精神を深く持って冷静に対応され、接客サービス業のプロとしての見事なお手本を私達に示して下さいました。

山音さんのお手本を素直に学び、私達が自らの寛容の精神を更に深めることが山音さんの遺志を引き継ぎ、いちばんの供養になると感じた次第です。

更にもう一つ山音さんの使命として「時の有限性」と「時間の大切さ」を教えて下さったと思います。

人間に唯一平等に与えられているものは「死」ですが、寿命は人によって違います。

すなわち人に与えられた時間の長さは違うのです。

今日一日、仲間と一緒に元気に働いていても、明日も一緒に働けるかどうかは判らないのです。

時の有限性を知った時に人は二通りに分かれます。

一つは好き放題に勝手な生き方をする人です。

もう一つは時の大切さを知って、一日のみならず一分一秒を大事にする生き方です。

私は悲壮感を持った生き方は勧めません。

それよりも常に完全燃焼を目指して与えられた命が輝くような生き方をしたいと思います。

そのためにも今、目の前のやるべき事に全力投球で生き抜くことが山音さんへの最高の供養となると思いますが如何でしょうか。

山音さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

合掌 山内 恭輔拝

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