社長短針 2016年2月 第221号
立春を迎えますと春の足音が聞こえてくると言いますが、今年も2月4日の立春以降、朝晩はまだ寒くても日中はずいぶんと暖かくなってきました。
寒暖の差が大きくなってきましたが、皆様におかれましては元気でお過ごしの事と大変に嬉しく思います。
さて、先日11日に第11回となるつばめ交通感謝祭の餅つき大会を開催しましたが、ポカポカ陽気にも恵まれて500名近くの方にお越し頂き、大変に盛況にて無事に修了する事が出来ました。
毎年多くの社員さんにお手伝いを頂きますが、今年も50名あまりの社員さんにおもてなしと感謝の心を込めた接客をして頂き、来場者の多くの方から笑顔のありがとうを頂く事が出来ました。
本当に有り難く、ご協力を頂いた社員の皆様に心から深く感謝を申し上げます。
特に餅をつくのは大変な重労働ですが、還暦を超えても更に元気な高下部長、バス課の森川さん、田川さんを始め、高橋係長や整備課のチャイさん達の活躍のお陰で百キロの餅米を25回でつくことが出来ました。
重ねて感謝を申し上げます。
ところで、来場された方から「この感謝祭の目的は何ですか?」と質問を受けました。
その時に、直ぐに頭に浮かんだ答えは「日頃お世話になっている地域の皆様への感謝の気持ちを込めて行っています」とお伝えしようと思いましたが、それでは説明が足りないと感じて「私達つばめ交通は『ありがとう経営』を目指していまして、地域で最もたくさんのありがとうを集めるためです」とお答えしました。
それを聞いた女性はニコッとして立ち去られましたが、私は自分で言った言葉に違和感を感じてしまいました。
その違和感とは、ありがとうを集める前に、先ずはありがとうをちゃんと伝えるべきだという事です。
お餅や焼き鳥などを用意して提供すればありがとうを頂けるのは当たり前と考えていましたが、それは自己中心的な考え方であり、その前に地域の方が来て下さらないと感謝祭は始まりません。
先ずは来て下さってありがとうございます、そして平素よりお世話になりありがとうございます、という気持ちをキチンと伝えながら接客するべきだったと大いに反省した次第です。
つばめ交通のビジョンも以下のように変更します。
「私達つばめ交通は地域で最もたくさんのありがとうを伝え、そしてありがとうを集めて、信頼され、尊敬される会社を目指します」
どうぞよろしくお願いいたします。
感謝合掌 山内 恭輔