社長短信 2010年3月 第151号

社長短信 2010年3月 151号

「運をつかむ」

良い運をつかんで人生をより豊に幸せにしたいと願うのは誰でも同じです。

この「運をつかむ」という特集を月刊誌「致知」2月号で取り上げていました。

私は、管理者の資格条件には知識や経験も必要ですが、それ以上に人間力が必要であると考えています。その人間力を高める方法は、やはり本を読むことが一番であると考えて、人間学を学ぶ月刊誌「致知」を管理職の皆さんへ毎月配布しています。

人間力を高める本は巷には沢山に出回っていますが、その中でもこの「致知」は多くの経営者や有識者が愛読をされ、人間学の分野では日本で最も多く読まれている月刊誌です。管理職のご家族の方もこの致知を読まれていると思いますが、内容の素晴らしさにはきっと同感していただけると思います。

さて、その致知の特集記事の中で、致知出版の藤尾社長さんは

「運をつかむには、運に恵まれるにふさわしい体質を作らなければならない。言い換えれば運を呼び寄せ、やってきた運をつかみ取るだけの実力を養わなければならない」と言われています。

運に恵まれるに相応しい体質を作る方法については、日本将棋連盟会長の米長邦雄氏は次のように言われています。

まず、運は一所懸命に努力している人のところにしか訪れません。運は実力そのものです。もう一つは、運は人が持ってきてくれる。だから良い人間関係を作る努力も大事だと言われています。

同様なことを、岩手県で初の甲子園準優勝を果たした花巻東高校野球部の佐々木監督は、「今を笑顔で精一杯に生きて、愚痴をこぼさず、全てに感謝をして、仕事に一所懸命に取り組んでゆくと自然と運に恵まれる人間力を養う事が出来る」と言われています。

更に運気はプラスのイメージを常に抱くことで好転出来ると断言もされています。

実際に運をつかむことを体現されているミスターつばめ、藤本武康さんが3月1日の76歳の誕生日をもって退職されました。

まさに藤本さんは右記の通り、48歳で入社されて28年間、常に笑顔で愚痴をこぼさず人の悪口も言わず、仕事に一所懸命に取り組まれることで、健康にも恵まれ、仲間にも恵まれて、大過なく今日まで幸せな人生を送ってこられました。

まだまだお元気ですが、次の人生ビジョンのためにハンドルを置く決意をされた藤本さんへ28年間のご努力へ深く感謝しますと共に益々のご健勝を心から祈念申し上げます。

2010年3月6日

つばめ交通株式会社 代表取締役 山内 恭輔

 

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