第258号

社長短信 2019年2月 第258号

 

 誰もが幸せな人生を送りたいと考えますが、その人生の大半は仕事をして過ごします。

すなわち、どのような考え方で仕事に取り組むかによって人生の幸せ感は大きく違ってきます。

生きていくためだけに、という義務役割で仕事をしている限り、そこには喜びや満足感はなく、幸せな人生からはほど遠くなります。

私は仕事は人が人に対して行う最も崇高な行為であると考えます。

仕事の本来の目的は人の役に立つ事です。仕事を誠実に行う事でお客様から「心からのありがとう」を頂き、深い喜びや満足感を得ることが出来ます。

この「心からのありがとう」を頂くためには仕事の原点である「人の役に立ち、喜ばれ、必要とされる事」の深掘りと更なる発揮が必要です。

人の役に立つだけならお客様を目的地へ安全にお送りすれば事は足ります。

お客様に喜ばれ、更に必要とされるためにはお客様の期待を超えて、心に響く接客が必要です。

お客様の心に響く接客の方法はいろいろありますが、先ずはどんなに良い商品でも売り手側に感謝する心がなければお客様の心には響きません。

「ご乗車頂き有り難い」という感謝の気持ちを込めて接客をすることで、お客様から「乗って良かった」という満足感と同時に「次も利用したい」という気持ちを自然に引き出すことが出来ます。

わざわざ電話をかけてタクシーをご利用下さったお客様に感謝の気持ちを表すのは容易です。

しかし、たまたまご利用頂いた流し営業のお客様に対してはどうでしょうか?

流し営業の時にこそ、私達の感謝の気持ちがどれだけ本物なのかが試されます。

流し営業のお客様に対して感謝の気持ちを伝える効果抜群の言葉が「お待たせしました」です。

つばめを待っておられたお客様でなくても「お待たせしました」という言葉はお客様に良い第一印象を与えると共にそれによってプラスの心の貯金を作る事で後の接客が非常にスムーズにいきます。

どんな時でも感謝する心の力を強く持ち、人の役に立ち、喜ばれ、必要とされるための努力をする事で、選んでご利用頂ける会社となり、更には、私達の仕事を崇高な行為に高める事が出来ます。

日々、行う仕事を崇高な行為に高め、誇りを持って行うことで、一度しかない人生を心豊かでより充実した幸せ溢れるものにしたいものです。

感謝合掌 山内 恭輔