社長短信 2013年6月 第190号

社長短信 2013年6月 第190号

 

今年は例年になく早い梅雨入りでしたが前半はどうもカラ梅雨のようですね。

広島市は水が豊富ですのでまだ大丈夫のようですが、広島県東部は取水制限が始まったようです。

水は水道の蛇口をひねれば出てくるのが当たり前のように感じていますが、その当たり前を作り出すためには多くの方々の努力がある事を忘れてはいけないと思います。

しかし、今の世の中は当たり前の事を軽く考えたり、おろそかにしている人が多いと思います。

例えば親子や夫婦間での殺人や暴力事件が多発していますが、特に道徳的な当たり前がそうでは無くなっている現代の傾向を大変に強く感じて私は危機感を覚えています。

最近、道徳教育の見直しと必要論が叫ばれるようになりましたが、その道徳教育において最も大切な事として五倫があります。

父子の親 親と子は親愛の情で結ばれなくてはならない

君臣の義 上司と部下はお互いに慈しみの心で結ばれなくてはならない

夫婦の別 夫と妻にはそれぞれに役割があり、お互いに尊重しなくてはならない

長幼の序 年少者は年長者を敬い従わなければならない

朋友の信 友はたがいに信頼の情で結ばれなくてはならない

紙面の関係上詳しい解説は省きますが、特に「夫婦の別」については私の思いを述べさせて頂きます。

元々は赤の他人だった男女が夫婦という契りを交わして出来た人間関係であり、その夫婦という人間関係が末永く継続するためにはお互いによる並々ならぬ努力が必要です。

恋愛中や新婚の時には相手を美化する、という感情が自然と湧き上がりますので夫婦の人間関係は上手くいったはずです。

しかし、年数が経ち、家に帰れば妻が居て炊事洗濯をしてくれるのが当たり前と考えて感謝の気持ちを忘れてはいませんか。

奥さんは家庭を守る努力をして下さっていますし、私達も家族を守り養うために努力をしています。これを当たり前と考えるのではなく、お互いの努力に感謝する事でお互いの情が深まり、夫婦関係は更に良くなると思います。

先日、乗務員の三野さんのタクシーに乗車しましたらコミュニケーションカードにご夫婦の写真を載せてありました。

夫婦二人だけの写真では味気ないからと娘さんがその写真におひな祭りの加工をされてとても微笑ましい写真でした。

きっと三野さんのタクシーに乗られたお客様は皆さんが心和まれて笑顔になられると思いました。

皆さんのコミュニケーションカードの写真を家族と一緒に写っている写真に替えてお客様の笑顔を創り出してみませんか。

また、更に私達の身の回りにおいて、当たり前と思っていることを今一度、見直して素直に感謝の気持ちを述べてみませんか。

きっと今まで以上に人間関係が良くなると思います。

ちなみに6月16日は父の日です(笑い)

 

文責 山内 恭輔