第252号

社長短信 2018年8月 第252号

 

人間の原点「真心からの思いやり」

 

この度の豪雨災害にて亡くなられた多くの犠牲者の方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。

また、未だに行方不明者の方々の一日も早い発見を心から願っています。

今、我が社は多くの報道関係の取材活動や保険会社の被害調査活動に協力をしていますがその影響で平素からご利用頂いているお客様に多大なるご迷惑をお掛けしている事が一番の悩みです。

災害復興がなかなか進まない現状をマスコミにより伝える事で全国から一人でも多くのボランティア活動に来られる方が増えることを期待し、また、保険金が少しでも早く支払われるように被害調査にも積極的に協力しています。

一日も早く平常な営業体制に戻し、平素からご利用頂いているお客様にいつものように配車をしたいと思っています。それまでは皆さんのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、先般、タクシー課の小島班長から貴重なお話を聞かせて頂きました。

それは報道関係の方々をお乗せしたタクシー乗務員の態度振る舞いのあり方です。

皆さんご存じのように我が社では取材待機中は車外に出ることは禁止しています。

4年前の八木地区を中心とした豪雨災害時の取材協力では会社が決めたルールを守るという認識のみが強かったそうですが、この度、自分が住む口田南地区が災害に遭い3名の方が亡くなられるという体験をすることで認識が変わったそうです。

住民の方々が一所懸命に災害復興の作業をしているそばでタクシー車外に出て同じ社員同士が談笑したりタバコを吸ったりしている姿を被害者の立場で見ると何とも言えない怒りと悲しみがこみ上げてきたそうです。

その一方で暑い車内で何時間もじっと我慢をして待機しているつばめの仲間の姿を見て、誇りと感謝の気持ちが湧き上がったそうです。

悲しみが溢れている被災地においては慎みの気持ちを持って謙虚な態度に徹するべきです。

悲しみや苦しみに溢れている相手の心に寄り添うことが真心からの思いやりです。

間もなくお盆ですが亡くなられた方々に思いを馳せて、お世話になったこと、いろいろな経験を与えて下さったことへ感謝の想いを持つ事で真心からの思いやりを更に磨きたいものです。

感謝合掌 山内 恭輔