第260号

社長短信 2018年6月 第260号

 

ご恩送り

 

今月でつばめ交通は創業六十七年を迎えます。

これも創業から現在まで会社を支えて下さった数多くの社員の皆様と取引業者様、そしてお客様のお陰であり、本当に有り難く嬉しく思います。

そして、今月は私の六十三回目の誕生日でもあり、多くの社員の皆さんから心温まるメッセージが満載の寄せ書き色紙を頂きました。

毎年、誕生日に寄せ書きを頂きますが今年もまた、更に頑張ろうという熱い気力が湧いてきました。

大変に嬉しく、深く感謝申し上げます。

誕生日という節目に今までの人生を振り返った時に、会社と同じように多くの方に支えて頂き今を生きているのだと強く深く有り難く思います。

六十歳までは多くの方々から恩を与えて頂く事が多い人生でした。

先ずは両親からたくさんの無償の愛を頂きました。

その大恩を忘れてはいけないと思っています。

そして、兄弟や友人、先生、職場の仲間、知人、更には目には見えない数多くの方々から恩を与えて頂く事で今の自分が存在出来ています。

これからも多くの方に恩を与えて頂きながら人生を送っていきますが与えて頂いた以上に恩に報いる努力をする事が60歳を超えた人間として大切な正しい生き方だと深く感じるようになりました。

その時の大事な心構えが「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻む」と「ご恩送り」の二つです。

「ご恩送り」とは、恩を与えて下さった人へ直接に返すよりも第三者へ恩を与える事です。

先輩に食事をおごってもらったら、先輩に返すよりも自分の後輩に食事をおごる、あるいは親から受けた大恩を子供や孫に与える、これが昔から大切にしてきた日本人の良き精神的伝統です。

ご恩送りは次世代の人々への無償の贈り物です。

見返りを求めず、この「ご恩送り」を大切にしてきたからこそ日本人には世界に誇れる「真心からの思いやり」の精神文化が息づいています。

私も今までに頂いたご恩への感謝の気持ちを深く心に刻み、更に多くの「心からのありがとう」を創り出し、つばめ交通に関わる全ての人の幸せを実現出来る理想の会社に一歩でも近づく事がご恩送りであり、その実現が私の使命だと考えます。

これからも一所懸命に精進して参る所存ですので、皆様からのご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。