第238号

社長短信 2017年7月 第238号

 時が経つのは早いもので今年も半分が過ぎました。
年頭に掲げた社長方針を再度、見直したいと思いましたが、その前に、神様は人間に「忘れる」という能力を与えられた事を皆さんはご存じでしょうか?
「忘れる」と言うことは人間にとって大切な能力です。
何故なら、人間が忘れるという能力を持っているからこそ、人間は正常な生活をする事が出来るのです。
もし、とても辛い体験、悲しい出来事を忘れることが出来なければ、人生において出遭う多くの辛い、悲しい出来事に人間の心は押し潰されてしまうからです。
もちろん、全てを忘れるわけではありませんが忘れるという能力が人の悲しみや苦しみを癒やしてくれます。
忘れるという能力は人間が生きていく上で大変に重要な能力ですが、大事な事も忘れてしまうのが問題です。
忘れてはならない事はお互いが声を掛け合って忘れないようにする、これが理想の仲間だと私は思います。
 さて、前置きが長くなりましたが、今年の社長方針は「原点回帰」です。
人間の原点「人の役に立ち、喜ばれ、必要とされる事」の深掘りと、人間の原点「真心からの思いやり」を更に発揮していくことで、更に多くのお客様に待ってでも選んでご利用頂けるつばめ交通を目指す所存です。
仕事は人生の大半を占めますが、同じ仕事をするなら、お客様に待ってでも選んでご利用頂けるような会社にすることで、自分の仕事に誇りが持ててやり甲斐も出ますし、一緒に働く仲間にも誇りが持てます。
お客様に待ってでも選んでご利用頂ける存在となるためには、私達の4大商品である安全性、快適性、正確性、迅速性を更に磨き高めると同時に、それら4つの商品を提供する私達の心の質を高める事が重要です。
事故原因は99%が人的ミスだと言われますが、安全性を確保するためには、人間がミスを犯す3つの要因「焦り、油断、自己中心」との闘いが必要です。
私はこれら3つの要因を大変に強く持っています。
特に私は気が短いので焦ってしまう事はよくありますが、そんな時こそ、ひと呼吸を置く努力をしています。
具体的には、一旦停止では必ずタイヤを三秒間止める努力をしていますが、これは同時に油断や横着な心も制してくれます
「努力に勝る能力なし」と言いますが、心を制する努力は人の心の質を確実に高めてくれます
焦る心、油断する心に負けてはいけない、と頭では分かっていても、ついつい忘れるのが人間ですが、お互いが声を掛け合って大切な事を忘れない努力をして、無事故を積み重ねていこうではありませんか。

感謝合掌 山内 恭輔