社長短信の記事一覧

社長短信 2015年2月 第209号

社長短信 2015年2月 第209号

 

祝無事故500日達成

 

皆さん、既にご承知のようにタクシー2課2班2営が無事故連続記録500日を超えて、今なお記録更新中です。

今までの無事故連続記録がタクシー2課5班1営の364日でしたので、それを1.5倍近くも上回るというのは大変に偉大な記録だとお判り頂けると思います。

これは木下班長以下、三島浩様、藤田康信様、千達省三様、川村都久様、木村洋司様、6名の皆さんの日々の努力の積み重ねの賜物です。

一口に努力の積み重ね、と言いましてもやはり500日も継続するとなると並大抵の努力ではありません。

その一つの善き例が、木下班長は5名の班員の皆さんにそれぞれ文面を変えて毎日メールをされているそうです。

そして、そのメール内容も大変に大人の対応であり、いちいち何をしなさいとか、何をしてはいけないという具体的な事を指示命令するのではなく、班員さんの一人一人が安全に運行するための気づきを与えているだけだそうです。

言い換えれば、子供に勉強しなさいと口やかましく言い続けるよりも、子供が勉強をしたくなるように親として毎日、表現を変えて子供の背中を後押ししているのと同じです。

木下班長も「私は具体的には何もしていません。ただ、皆さんのヤル気を引き出し、モチベーションを上げるために1ミリの後押しをしているだけです」と言われました。

私はこの言葉を聞いて木下班長が深く人間の本質を理解されていることに非常に感動しました。

日本教育界の大家と言われる森信三先生の言葉に「教育とは教える事ではなく、相手の心に火を着ける事である」と言われ、更に「相手の心に火を着けるためには自らが燃える熱い志を持たねばならない」と言われています。

木下班長の熱い志の原点は班長になって直ぐに立て続けに3回も連続して事故を起してしまった悔しい体験です。

その時、責任を取って班長を降りようと思った木下班長に、先輩から「班長を降りるのは逃げるだけだ。踏みとどまって班長としての責任を果たせ」と叱咤激励されたそうです。

その言葉で木下班長は自分の果たすべき責任は絶対に自分が事故を起こさないのはもちろんのこと、仲間にも絶対に事故を起こさせないことだ、と固く心に誓ったそうです。

人間の成功は、どれだけ強く決意をするかです。

中途半端な決意では直ぐに挫折するのが普通の人間ですが、木下班長の強靱な意志の力に改めて敬意を表します。

また、500日を達成した後の班長報告会議で、班員の皆さんがプレッシャーで押し潰されないように気をつけてあげてくださいね、と言った私に向かって「大丈夫です。私はプレッシャーをヤル気とモチベーションに切り替えるように努力をしています」と笑顔で答えられた木下班長にサムライ魂を感じて久しぶりに心が高まりました。

 

感謝合掌 山内 恭輔

社長短信 2015年1月 台208号

社長短信 2015年1月 第208号

 

新年明けましておめでとうございます。

今年は大変に寒い正月を迎えましたが、新年早々から多くの社員さんに出勤して頂き、たくさんのお客様からの受注に応えることが出来ました事、深く感謝致します。

お陰様で多くのお礼が届いていますが、仕事の原点である、お客様のお役に立ち、喜んで頂く事で正当なお金を頂くことが出来て、大変に嬉しく、誇りに思います。

さて、新年の社長挨拶に「正月とは正しい事を考えて、正しく実行する月」という内容を書かせて頂きました。

私がつばめ交通の社長として掲げる今年の方針は2つです。

先ず社長方針の一番は「日々、無事故への挑戦」です。

全員が毎日、無事故への挑戦を積み重ねる事で、つばめ交通全体が一年を通して無事故で過ごしたいと思います。

二番目は「人間力の向上を通して、増客、増員、増収、増益」の4つの「増」です。

増客とは、つばめを選んでご利用下さるお客様を増やす事であり、そのためには更なるお客様満足の追求が必要です。

お客様満足を高めるために、私達の商品である「安全、快適、正確、迅速」を更に磨いていく所存です。

そして、今年は新たに「増員」を掲げました。

増員とはタクシー乗務員の増員だけでなく、将来のつばめ交通を背負う人財の採用と育成です。

今、つばめ交通には経験が豊かで大変に優秀な幹部社員の方々が活躍されており、次世代の30歳から40歳の幹部候補生も順調に育っています。

次に必要な幹部候補生として、来年卒業予定の新卒を中心に20歳代の採用を目指します。

また、大変に有り難い事にお客様からの受注もタクシーだけでなく、バスもハイヤーも運転代行も更にはトラベルも毎月順調に仕事が増えていますので、それに対応するべく社員さんの確保もしっかりと行う所存です。

しかし、折角入社して頂いても、一人前に成長出来なければお客様の前には出られません。

もちろん教育訓練課の方々にご尽力を賜りますが、それ以上に大切な教育は先輩からの励ましやアドバイスです。

つばめには昔からの良き伝統文化があり、先輩が新人に対して親身になって、いろいろと教えを頂いています。

入社して下さった新人を一日も早く一人前にするためにも、時には本社にて食事をして気軽に新人の方に声掛けをして下さいますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。

今年も仕事を通して、たくさんの心からのありがとうを集める事で、社員の皆さんの心に豊かさと誇りを得て、充実した一年にする所存ですので、どうぞ宜しくお願いいたします。

社長短信 2014年11月206号

社長短信 2014年11月 第206号

 健全な価値観を持ち人間力を高めて幸せな人生を送る

 私達つばめ交通は、単なる旅客輸送業ではありません。
私達は接客サービス業です。
接客サービス業として一番重要なことはお客様と一瞬にして良好な人間関係を作る人間力を向上させる事です。
その人間力を向上させるためには健全な価値観、すなわち、
正しい仕事観、人間観を持つ事が必要です。
正しい仕事観とは、何のために仕事をするのか、仕事の目的を正しく持つ事です。
仕事の目的は、人の役に立ち、人に喜ばれることです。
決してお金のために仕事をするのではなく、お金はお客様に喜んで頂いた代償として受け取るものです。
更には、お客様から心からのありがとうを言われるともっと頑張ろうという気持ちになるのが人間の心情です。
お客様のお役に立てなかったり、喜んで頂けなければお金は頂けませんし、お金のために働くのでしたら、手段を選ばなくなり、悪魔に魂を売ってしまう危険性が出ます。
正しい仕事観とは、お客様のお役に立ち、喜んで頂く事で正当なお金を頂くことです。
 次に、正しい人間観とは、人間はお互いに不完全な存在である、と自覚して、更に完全を目指して努力する事です。
完全な存在は神様だけであり、人間も動物もお互いに不完全な存在です。しかし、人間と動物との違いは、人間は不完全であることを自覚して、更には完全を目指して努力をしますが、動物は不完全であることの自覚もありませんし、完全を目指そうという努力もしません。
人間は完全を目指すから人間で居ることが出来るのです。
しかし、残念ながら人間の中には不完全であることに甘んじて努力を怠り、動物のような人も居ることも事実です。
不完全な存在だから、ウソもつきますし、嫉妬もしますし、忘れることもありますし、約束を破ることもあります。
例えば、子供がウソをついた時に、私は過去に何度もウソをついた経験がありますから、ウソをついた子供を一方的に厳しく責める資格が自分には無いと思っています。
もちろん、ウソをついてはいけないという教育は絶対に必要ですが、その前に子供がウソをついた背景に目を向けて、ウソをつかざるを得なかった事を先ずは認めて、それでもウソはいけないと諭すことが大切ではないでしょうか。
正に、子供が通る道は自分が通ってきた道です。
人間はお互いに不完全であることを自覚して、不完全である相手を受け入れる努力をする事が正しい人間観であり、その努力によって人間力が高まります。
人間力を高めて自分の周りに良好な人間関係を作る事で更に幸せな人生を送りたいものです。

社長短信 2014年10月 第205号

社長短信 2014年10月 第205号

 

9月22日付けの週間一言に「人間力の向上のために短所を活用する」という内容を書かせて頂きましたが、紙面の関係で大事な長所に関して述べていませんでしたので、改めて長所について書きたいと思います。

結論から言って、人間力(自分も他人も幸せにすることが出来る力)の向上には長所を伸ばすことが一番有効です。

何故なら、人間は誰しもが、長所が半分、短所が半分であり、短所は決して無くならないからです。

無くならない短所を無くする努力よりも、先ずは今の長所を伸ばす努力の方がより大きな成果が出ます。

もちろん、短所は無くならないからといって放っておくのではなく、自分の短所を素直に認めて、その短所が出ないように謙虚に努力する事も人間力を向上させます。

長所は伸ばして活用する事で、人の役に立ち、周りから必要とされる存在になることが幸せな人生へ近づく道だと思いますが如何でしょうか。

では、皆さんは自分の長所を良く理解出来ていますか。

意外と自分の長所を判っていない人や、自分では短所だと思う事が人から見ると長所の場合もあります。

例えば、自分は急げ急げとせっかちな人間だと思う性格も、人によっては「あの人は何でも迅速に行動する人だ」と思われているかも知れません。

あるいは、自分は何をやっても遅くてノロマな人間だと思う性格も、人によっては「あの人はとても慎重な性格だ」と思われているかも知れません。

人間は自分の事を良く判っているようで実は半分も判っていないようです。

では、どうやって自分の長所を知る事が出来るでしょうか。

一番の方法は他人から教えてもらう事ですが、それも人の良い所を見つけるのが上手な人に聞く事が最良の方法です。

少し古い話ですが、日本が世界に誇る偉大な科学者である野口英世は、小さな頃は大変に頭は良かったけれども、集団生活を共にする学校に馴染めない性格だったそうです。

今だったら登校拒否児童というラク印を押されて落ちこぼれになっていたかも知れません。

しかし、母親は「この子は将来必ず立派な人間になる」と信じて、学校を辞めさせて自分の手で教育をしたそうです。

野口英世は母親に彼の能力を見い出され、更に自らが一所懸命に磨く事で大きな成功の人生を送る事が出来ました。

人はどんな人に出会うかによって人生は大きく変わると言いますが、人間は自分の長所をしっかりと見い出してくれる人と出逢うことが出来たら、更に幸せな人生を送れます。

逆に言えば、人の長所を見つける事が上手な人は人を幸せに導くのが上手な人だとも言えると思います。

自分の長所を自覚してしっかりと伸ばすと共に、人の長所を上手に見つけて引き出せる人間になりたいものです。

 

社長短信 2014年9月 第204号

社長短信 2014年9月 第204号

 

日本の治安は世界で最高のレベルであり、そのお陰で私達は安心して安全に暮らす事が出来ています。

しかし、その弊害として危険への感受性が非常に低くなっているそうです。

ある実験で、部屋の非常ベルが鳴ってもほとんどの人が椅子に座ったままで待避行動を取らなかったそうです。

確かに、非常ベルが鳴っても大騒ぎをする方が恥ずかしい気がして、「ここは大丈夫だろう」とか「まさか火事なんて無いよ」と勝手に考えてしまう傾向が私もあります。

これは交通事故も同様であり、危険感受性の低い人ほど安全確認が不十分なために事故を起こしたり、あるいは事故に遭っているそうです。

バックブザーが鳴っても気にしない、バックカメラを見ようともしない、一旦停止を確実に停まらない、交差点通過時に構えブレーキをしない、後方を確認せずに客席ドアーを開ける、というのは危険感受性が低いからです。

危険感受性を高める一番有効な方法はヒヤリハットを書く事だと科学的にも証明されていますが「ヒヤリハットを書くような事態に出会うような事が無い」という人ほど危険感受性が低くて、大変に危険なのだそうです。

「注意一秒、ケガ一生」という有名な交通標語がありますが、ほんの一瞬の注意不足で一生の後悔を残さないように、ヒヤリハットを活用して危険感受性を高めたいものです。

更には、私達接客サービス業において一番の課題がお客様からのクレームの対処方法です。

接客サービス業において、お客様満足の追求はとても大事ですが、それ以上に大事な事はお客様からクレームが出ないようにする事です。しかし、お客様もいろいろな方が居られて、クレームゼロが大変に難しい時代になりましたので、クレーム処理も企業の大変に重要な課題となりました。

「100引く1はゼロ」という言葉がありますように、一つのクレームが企業の信用をすべて失う場合があります。

クレームの発生原因の多くは「一言多いか、一言足りないか」であり、クレームにならない方法の一番は「気が回るか、気が回らないか」です。

これらを適切に判断するためにはお客様の心を瞬時に察する感受性の高さが必要となります。

感受性の高い人は、お客様の心を機敏に察しますので、余計な事は言いませんし、必要な事はキチンと伝えます。

また、お客様に合わせた細やかな気配りが出来ます。

この感受性は「相手を思う心=思いやり」とも言えます。

ご縁があってご乗車して下さったお客様へ感謝の気持ちを込めて思いやりの心で接する事で、更に快適で安全なサービスの提供を行い、たくさんのありがとうを頂き、職業プロとしての誇りを更に高めたいものです。

 

社長短信 2014年8月 第203号

社長短信 2014年8月 第203号

 

感謝の心

 

8月11日付けの週間一言に「お盆はご先祖様に感謝する日」と書かせて頂きました。

今、この世に生きて居れるのはご先祖様のお陰という気持ちを持つ事で自然と手が合わさります、という話をタクシー一課の小川さんから聞かせて頂きました。

人生50年として、20代さかのぼれば千年の間に約二百万人のご先祖様、そして30代さかのぼれば約21億人という天文学的な数のご先祖様が居る事になります。

私達はこれだけ多くのご先祖様の遺伝子を引き継いでこの世に生まれてきたわけです。

そして、この内、誰か一人でも欠けたら自分という人間はこの世に存在はしていません。

仏教には、先祖から永永とつながる縦軸のご縁(先縁)と、この世で出逢う横軸のご縁の両方を大切にして、感謝しながら生きるという考え方があります。これは織物のように基本の縦糸(先縁)に様々な色合いの横糸(出逢い)が織られて綺麗に仕上がる織物と人の人生はよく似ています。

当たり前の事ですが人は一人では生きていけません。

小さい頃は両親の存在がなくては生きていけませんでした。

しかし、大人になって自分一人で生きていると勘違いしている人が居ますが、それは一人で暮らしているだけです。

人間が生きるために必要な食べ物は、作る人、作物を運ぶ人、それを売る人達に頼らないと手に入りません。

蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水も人頼みです。

戦後、先人の方達が一所懸命に働いて下さったお陰で、便利な世の中になり、モノが溢れる時代になりました。

しかし、私達は溢れる程のモノを手に入れた代わりに大切な感謝の気持ちを手放して何処かに置き忘れたと思います。

親への感謝の気持ち、あるいは人間はお互い様という相手を尊重する気持ちが希薄になり、人間関係が直ぐにこじれたり、人の命を軽く考えた事件が多発しています。

また、モノへの感謝の気持ちを忘れてしまい、モノを大切にするという気持ちが薄れているように感じます。

私自身も感謝の心がまだまだ足りないと反省をしています。

そして、自分への戒めの気持ちを含めて、数年前から「ありがとう経営の推進」という運動に賛同し、経営ビジョンにも「地域で最もたくさんのありがとうを集めて尊敬される会社を目指す」と掲げました。

ご利用下さるお客様に私達が感謝するだけでなく、お客様からも感謝されるような仕事を目指す事がこの世におけるご縁を大事にする事となると思います。

これからも一人でも多くのお客様から心からのありがとうを頂けるように頑張る所存ですので、どうぞ皆さんのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

まだ暑い日が続きますがくれぐれもお身体をご自愛下さい。

 

感謝合掌 山内 恭輔

社長短信 2014年7月 第202号

社長短信 2014年7月

 

時は命なり

 

時の過ぎゆくのは早いもので、今年も半分が過ぎました。

時という概念は不思議なもので、待っているときは時間を長く感じますが、過ぎてしまえばあっという間に感じます。

しかし、過ぎてしまった時間は二度と戻って来ません。

「時は金なり」という諺がありますが、私は時がお金で買い戻せるなら、楽しかった事はもう一度味わいたいものですし、失敗した事はもう一度やり直したいと思います。

皆さんも買い戻せるものなら、買い戻したい時は沢山あると思いますが如何でしょうか。

けれども、過ぎ去った時は二度と戻って来ません。

時はお金で買い戻す事が出来ないのならば、時は命と同じだと考えるべきだと思います。

私事ですが、私が百歳まで生きられるとしたら、6月に59歳を迎え、折り返し点を10年近く過ぎて、3万6500日の内、2万1000日が過ぎました。

50歳台最後の一年を迎えるにあたり思った事は、私は自分の過去を振り返って、この日はよく頑張ったな、と自分で納得出来る日がどれくらいあるだろうかと考えると大変に寂しいものを感じた次第です。

「使命」という言葉がありますが、人にはそれぞれに使命というものを与えられてこの世に生まれてくる、という考え方を日本人は強く持っています。

自分に与えられた命をどのように使うのかと気づき、そしてその使い方を決意する事がこの世に人として生まれた者の大切な責任だと思います。

私はつばめ交通という会社を通して、一人でも多くの人を幸せに導く事が自分の使命だと覚悟しています。

しかし、自分の命を完全燃焼したと実感出来る日があまりにも少ないと痛感して、再度、自分を戒める気持ちで週間一言に「当たり前を一所懸命」と言う文章を書きました。

今回に限らず、週間一言はいつも私自身への戒めの言葉であり、励ましや支えとなる事を書いています。

社長短信 2014年5月 200号

社長短信 2014年5月 第200号

 

日本国の素晴らしさ、日本人に生まれた幸せを思う

 

先日、カンボジアへアンコールワット観光と進出している日本企業(広島の企業)の視察と孤児院訪問に行って来ました。

カンボジアという国は約30年前にポルポトという独裁者が人口1400万人の約15%にあたる200万人の知識人層(医者、教師、経営者、技術者など)の人々を殺した事で有名ですが、その影響で国の産業は農業しかなく、国民一人当たりの平均年間所得は約1万円と東南アジアでは最も貧しい国です。

ポルポト政権が倒れて20年経った今も産業を興し、教育を行い、医療を施し、国を支える中心的な役割をする人々がほとんど居ないために昔と変わらぬ農業国であり、電気や水道などの社会的インフラも整っていないために、海外からの製造業などの企業進出の受け入れが出来ない状態です。

しかし、カンボジアに企業進出をして人財育成を行い知識人層を増やす事でカンボジアの復興の支援をするという高い志を持って現地で頑張っている日本人の方々と会ってきました。

私はこの度、初めて知ったのですが、海外で活躍している中国人の集団を華僑と呼びますが、日本人も全世界で活躍している人達が和僑という組織を創り、カンボジアでも和僑の人達が力を合わせて日本からの企業進出の応援をされていました。

ちなみにカンボジア和僑の代表の黒川氏は35歳の若者でしたが彼はカンボジアのために役立ちたいという純粋な気持ちで頑張っておられ、彼の苦労話は私達同行者の胸を強く打ちました。

その彼の紹介で日本のNPOが運営する孤児院へ訪問しました。

過去に何度か孤児院へ訪問したことがありますが、可哀相で暗いイメージをこの孤児院では見事にひっくり返されました。

先ず、子供達の笑顔が底抜け明るいことにビックリしました。

日本人のスタッフの人が「カンボジアでは多くの子供達が人身売買組織に労働者として他国へ売られたり、生活苦の親に捨てられて孤児で生活している子供達が多い事をみんなはよく知っています。だから生きていることだけでも幸せだと子供達は感じています」と言われた時には言葉が出ませんでした。

ここでは4歳から18歳の22名の子供達が共同生活をして現地の学校へ通うだけでなく、社会人になってもちゃんと一人で生きていけるように日本人スタッフが日本語、英語の教育を行っていますし、農地も耕し、食用の鳥も飼っています。

あることわざに「貧しい人達に魚を与えるよりも、魚の捕り方を教える事が本当の援助だ」とありますが、日本のNPOは大変に素晴らしい支援をされていると嬉しく思いました。

そして、流ちょうな日本語で礼儀正しく挨拶をして自分の夢を笑顔で話す子供達に感動しておもわず涙が出てしまいました。

日本では当たり前のように感じている生活保護や医療保険などの社会保障や国からの援助や保護は一切なく、カンボジアでは自分一人の力で生きていかねばなりません。

笑顔の大切さを改めて思い知ると共に、日本国に生まれて良かった、日本人で良かったとつくづく思いました。

社長短信 2014年3月 第197号

社長短信 2014年3月 第197号

 

先般、営業課にて我が社のお客様へつばめ交通に対するイメージをお聞きするアンケートを実施しました。

アンケートの結果が以下の通りです。

①親切、②礼儀正しい、③安心、④丁寧、⑤感じが良い

番外として「任せられる」「話し易い」「気配り」「社員同士仲がいい」とありました。

大変に高い評価を頂きとても嬉しく思いますが、これも社員の皆さんが平素から真面目に仕事に取り組まれ一所懸命に心を尽くしてお客様に接して下さっている賜物です。

大変に有り難く、心から深く感謝を申し上げます。

 イメージは裏を返せばお客様からの期待となりますがお客様の持つ、つばめへの期待を把握して、その期待に応えることで更にお客様満足度を高め、お客様から選ばれると共に会社の来年度の経営重点方針である「増客・増収・増益」という成果を作り出す事が大変に重要です。

そのための方法を私なりに考えてみました。

まず、お客様が感じる親切とは、社員の皆さんからの思いやりがあり、細やかな配慮が行き届いていることです。

これは誰に対しても同じように親切である事が大切ですが、どんな状況でも、どんなお客様に対しても平常心を失わずにお客様に接する努力が必要です。

特に待ち時間が長くなったお客様やお酒が入ってワガママが少し出るお客様にこそ笑顔を忘れずに親切でありたいですね。

そのためには自らを律する自律心を磨く事が必要です。

また、自律心を高めて人間力を向上させるための人財育成は企業の重要な社会的責任であると私は思います。

2番目の礼儀正しいは、お客様として直接に見た時の評価だけではなく、周りから見た時の評価もありますから、つばめの制服を着ている限りは常に立ち居振る舞いなどの礼儀作法をわきまえたいものですし、見た目も重要ですから身だしなみや服装にも十分に気を配りたいものです。

また、言葉づかいも親密度が行き過ぎないように敬語を正しく使い、声も明るく元気に出したいものです。

3番目の安心は、安全であることはもちろんですが、忘れ物をされても必ずお届けする事、配車場所や予約時間などお客様との約束を確実に守ること、お客様を間違え乗車をしないなどの努力は大きな安心となります。

更には、つばめの看板商品である安全運転宣言はお客様が心で感じる大きな安心にもなります。

他にもお客様の期待に応える方法は沢山ありますが、大切な事は方法論だけに頼るのではなく、お客様から心からのありがとうを頂けるように心を尽くす事だと思います。

心を尽くす事で見えないものが見え、聞こえないものが聞こえ、お客様が言葉に出されなくても気持ちが判るようになります。

そのような一流のプロに一歩でも近づきたいものです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

感謝合掌 山内 恭輔

社長短信 2014年2月 第197号

社長短信 2014年2月 第197号

 

今年は例年以上に寒い日が続きますが、社員の皆さん、並びにご家族の皆さんお元気でお過ごしでしょうか。

昔から一月「いぬる」2月は「逃げる」3月は「去る」と言いますが年明けからあっという間に一ヶ月半が過ぎました。

私は「時は命」という言葉を大切にしていますが、こうやって改めて過ぎ去った45日間を省みますと”充実した日を送ったなあ”と思える日は数えるほどしか無く、猛省する次第です。

今日は充実した一日だったな、と言えて自分を認める事が出来る日を一日でも多く作り出せるようにしたいものです。

 

さて、先般2月11日の建国記念日に毎年恒例のつばめ交通感謝祭の第9回目を府中営業所にて開催しました。

朝方は小雪が舞う非常に寒い天候でしたが、それにも関わらず三百名余りのお客様の来場を賜り、大盛況にてつばめの多くの仲間と共に大変に充実した一日を過ごすことが出来ました。

まずもって実行委員長である臼井部長の並々ならぬご尽力に深く感謝いたしますと共に、ご協力を頂きました吉川課長以下のバス課の運行と営業の皆さん、トラベル課の全員の皆さん、そして運行管理室の皆さん、経営管理室、配車センター、ハイヤー課、タクシー課の約30名の方々に心から感謝申し上げます。

この感謝祭を開催する目的は大きくは三つあります。

一つは企業の社会的責任である地域社会への貢献です。

二つ目は、私達つばめ社員の人間力向上です。

三つ目は、つばめ交通の組織結束力の強化です。

社会貢献は本業を通じて行う事が一番重要ですが、本業だけではなく、日本の良き伝統文化である餅つきを通じて地域のコミュニティを深める事も大切な地域貢献です。

また、平素は見ることがないつばめ交通の社員さんの姿を地域住民の方々へ見て知って頂き、更にはつばめのファンになって頂くことも大切な成果の一つです。

二つ目の人間力向上は、地域住民の方々から「心からのありがとう」を頂くことで私達の人間力向上を図ることが出来ます。

特に子供さんの無邪気な笑顔や心からのありがとうございました。という言葉には心が清らかに洗われる思いがしました。

また、反対に、ごく少数ですが身勝手な要求をされる方も居られましたが、自分も同じような態度を取っていないだろうか、と「人の振り見て我が振り直せ」という諺を思い出して再度、吾が身を振り返る良き機会を得る事が出来ました。

我以外人生すべて師なり、という言葉がありますが良い事も、悪い事もすべて自分を振り返る反省材料にしたいものですね。

早朝6時から準備を始めて16時まであっという間に過ぎましたが、仕事以外で部署を超えた仲間と力を合わせる事によりつばめ社内の結束力が更に強化されたと大変に嬉しく思います。

来年は十回目となりますが、皆さんのご協力を得て開催したいと思いますのでご協力の程、どうぞ宜しくお願い致します。

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