社長短信の記事一覧

第237号

社長短信 2017年6月 第237号

「一人でも多くの人に広島を好きになって頂く」

 先般5月15日の週間一言にて上記のテーマ「一人でも多くの人に広島を好きになっていただく」について書かせて頂きました。
これをつばめ交通の営業ビジョンとして掲げて、社員の皆さんの賛同と協力を得て、達成へ向けての日々の実践をお願いしたいと思います。
誰もが郷土愛を持っていますが、私も広島が大好きであり、更には広島市民の作り出す風土に誇りを持っています。
何故なら、広島市民には人間に最も重要な「許し愛」、「励まし愛」、「信じ愛」、「支え愛」の4つの愛情が深く宿っているからです。
1945年8月6日に広島へ人類初の原爆が投下され、一瞬にして広島市民の4分の1に相当する十数万人の命が奪われました。
先般の東日本大震災も悲惨な出来事でしたが、広さは五~六百キロにわたり、二万人近くの方が亡くなられました。
広島はわずか半径五キロの範囲で十数万人の方が一瞬にして亡くなられたのですからその悲惨な状況は想像を絶するものがあったと思います。
私の両親も実母や兄弟、友人を一瞬にして失いました。
多くの広島市民も最愛の肉親を一瞬にして失いました。
しかし、広島市民は誰もが恨みを言わず、ただ黙々と前を向いて一所懸命に復興に汗を流され、七つの川が流れ緑豊かな美しい街へと復活を果たしました。
正に広島市民は4つの愛の実践者だと思います。
私は美しい広島が大好きであると共に、4つの愛が深く宿る広島に誇りを持っています。
昨今、世界各地では内戦やテロ、あるいは暴力事件が起きて多くの命が奪われていますが、政治や宗教などの対立を乗り越えて、許し愛の精神が少しでも浸透するとそのような悲惨な事件は減るかも知れません。
私は、4つの愛が宿る広島は平和の原点であると考え、広島の地に深く宿る許し愛、励まし愛、支え愛、信じ愛の大切さを知って頂き、その広島を一人でも多くの海外の方、県外の方に好きになって頂く事は私達広島市民の使命だと考えます。
特に広島の印象を大きく左右するトラベルやタクシー、ハイヤー、バスの仕事に従事する者の責任は大きいと思います。
広島という地で旅客輸送接客サービス業をさせて頂く企業として、一人でも多くの人に広島を好きになって頂くことを率先して行うことが私達つばめ交通の使命だと考えますが皆さん如何でしょうか。
感謝合掌 山内 恭輔

第236号

社長短信 2017年5月 第236号

出会いの法則を活用しませんか

 人生には出会いの法則があります。
出会いの法則とは、良き友、良き仲間とのご縁を大切にすることで人生は好転すると言うことです。
そうであるならば、誰もが素敵な出会いを望みますが、類は友を呼ぶ、という言葉がありますように、出会いも自分の人間力(人間的魅力)のレベルに見合った人しか出会えませんし、近寄って来ないようです。
例えば、プラス思考を強く持つ人の周りには、同じようにプラス思考を強く持つ人がより多く集まり、お互いに良い影響を与え合うことが出来るので、更にお互いの人生が好転するのも納得できます。
逆に、いつも不平不満やグチをこぼす人の周りには、同じような人が集まりますので何も得るモノはなく、人生の好転は難しいと思いますが如何でしょうか。
やはり、良き友、良き仲間と出会うためには、自分の人間的魅力を高める必要があると思います。
更には、折角、良き人に出会ってもその人とのご縁を活かす努力をしなければ、人生は好転しません。
私達接客サービス業は、人のお役に立つだけでなく、お客様に喜ばれて必要とされる事を目指さねば、次も選んで利用して頂けませんので、人間力を磨くためには最高の仕事だと思っています。
特に接客サービス業は第一印象が大事ですから、身だしなみ、言葉遣いは尚更に気配りする必要があります。
この気配りが私達の所作を美しくしてくれますので、人間的魅力を更に高めることが出来ます。
また、お客様感動を追求するために、当たり前の事を一所懸命に行う事により人間的魅力が更に高まります。
一期一会、という言葉がありますが、毎回、ご乗車頂くすべてのお客様に対して、今回が一度限りの出会いだと考えて、誠心誠意、真剣に一所懸命に接客する事で人間的魅力は格段に向上します。
また、出会いの法則は家庭においても通用します。
家族との出会いを当たり前と考えるのではなく、有り難い出会いだと考え、丁寧に接しては如何でしょうか。
子供は親を選んでこの世に生まれてくる、という話を聴いたことがありますが、そのように考えると子供の期待に応える事は親の大切な責任だと思います。
家族との縁を大切にすることで、家庭内が調い、家族みんなが幸せに過ごす事が出来るようになります。
また、そのような家庭で育った子供は、自分達も家族を大事にする事で幸多い人生を送れると思います。
私達大人が出会いの法則を活用する良きお手本を示し、世の中に幸せな家庭を増やしたいものです。
感謝合掌 山内 恭輔

第235号

社長短信 2017年4月 第235号

 この短信を読まれる月半ば頃には桜も満開の盛りを過ぎて散り始めていると思います。
桜の盛りは一週間あまりしかありませんが、短くても見事な花を咲かせる桜の生き様を武士道の潔さと重ね合わせて、昔から日本人は桜が大好きなようです。
 さて、新しい年度に入り、今年も素敵なスローガンを提案して頂きましたことを改めてお礼申し上げます。
つばめの原点「お役立ち」
磨いた商品「おもてなし」
大変に簡潔で分かりやすいスローガンだと思います。
つばめの原点とは、仕事の目的と同じです。
仕事の目的はどんな職業であっても、人の役に立つ事を目指さねばその会社の存在価値はありません。
お互いに人の役に立つ生き方を目指して努力するから人間社会が成り立ちます。
お役立ち精神は人間社会が成立する絶対条件です。
しかし、人の役に立つ仕事内容にも上中下があります。
やはり、同じ仕事をするなら、より多くの人に喜んでもらえる上のレベルの仕事を目指すべきと考えます。
更には、喜ばれるだけでなく、お客様からリピートしてもらえないと会社は存続できませんので、お客様から必要とされる仕事内容にしなければなりません。
人に喜ばれ、必要とされるような質の高い仕事にするためにはおもてなしの精神、すなわち人間の原点である「真心からの思いやり」の実践が必要です。
形だけの表面的な接客ではお客様は直ぐに見抜かれますから、決して、また利用しようとは思われません。
お客様に心から喜んでいただき、選んで再利用して頂くためには、ご利用下さり有り難いという感謝の気持ちと、ご乗車頂いたご縁を大切に思い、快適に乗って頂こうという真心からの思いやりが必要です。
真心からの思いやりを磨く方法としては、相手と喜怒哀楽を共有する事がとても有効です。
相手の喜びを我が喜びとする、相手の悲しみを自分も共有して悲しみを分かち合う、このような行動が真心からの思いやりを深めて人間的成長が出来ます。
特に相手の悲しみを共有する事は相手の悲しみを緩和すると同時に相手との人間関係が更に深まります。
最近は家族葬が多いようですが、私はつばめ交通の皆さんとは単なる雇用関係ではなく、お役立ち精神を共有する大切なパートナー(運命共同体の仲間)だと考えていますので、是非とも葬儀に参列させて下さい。
仲間の皆さんとの喜怒哀楽を共有させて頂き、情愛と絆の深い社風を作る事が社長の大切な責任だと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

感謝合掌 山内 恭輔

第234号

社長短信 2017年3月 第234号

子供(人)を成長させるほめ方と
子供(人)をダメにするほめ方

 皆さんは、子供はほめるとつけあがるからほめない方が良いとお考えですか?
あるいは、子供はほめて育てる方が良いとお考えですか?
実は両方当たっています。
しかし、ほめ方を間違うと子供の成長を妨げる危険性が大いにあります。
間違ったほめ方とは、相手の能力をほめることです。
記憶力が良いねぇ、頭の回転が速いねぇ、運動神経が良いねぇ、と能力をほめると自分の能力に満足、あるいは過信して、それ以上に能力を伸ばそうという努力をしなくなる傾向が強いそうです。
これが私達が持っている「ほめたらつけあがる」という観念です。
確かに、能力をほめると子供の成長を妨げる危険性がありますが、これは大人の世界においても同様です。
正しいほめ方は、相手の努力を具体的にほめて、更なる努力を引き出し、相手の成長を促進することです。
例えば、テストで良い成績を取った子供に点数をほめるよりも、平素から一所懸命に勉強している努力をほめることが大事です。
子供は自分の努力を認められると嬉しく思うと同時に、次もほめてもらえるように更に努力を重ねます。
だから更に成長出来るのです。
会社でも、無事故の人に対して安全運転の技術をほめるよりも、無事故で過ごすための工夫や勉強、訓練などの努力をしている事をほめることが大事です。
実際に、入社当初は毎週のようにバック事故や自損事故を起こしたMさんは、ある上司からのアドバイスにヒントを得て、バックギアを入れる前に『後ろ良し』と声を出してから行うようにして、何事もひと呼吸おく努力をされ、1年以上無事故を継続されています。
この成果の陰には、毎乗務のようにメールを送り、声出しとひと呼吸おく努力をしているMさんをほめて励まし続けた上司の皆さんの努力もあったそうです。
人間は一人で努力をしてもなかなか継続できません。
やはり周りからの援助が必要です。
Mさんの無事故の成果は、本人の努力と共に、Mさんの無事故を心から願い、支え愛、励まし愛、信じ愛を存分に発揮された上司の皆さんの努力の賜物です。
人の成長を促進する正しいほめ方をする事で、ほめた側も人間的成長が出来る素晴らしい事例だと思います。
情愛溢れる上司の皆さんに心から感謝致します。

感謝合掌 山内 恭輔

第233号

社長短信 2017年2月 第233号

 立春を過ぎたとは言っても、まだまだ寒い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。
時が経つのは早いもので、1月はあっという間に過ぎました。
過ぎゆく時間はお金を出しても取り戻せません。
時間が経つのは命を削るのと同じですので、時は命と考え、日々を大切に丁寧に生き抜きたいたいものです。
今年の社長方針は『原点に返る』と掲げました。
仕事の原点は「人の役に立ち、人に喜ばれ、人から必要とされること」です。
そして、人間の原点は「真心からの思いやり」で人に接することです。
この二つの原点を大切に、丁寧な生き方をすることで皆さんと共に幸せな人生を送りたいと思っています。
経営の神様と言われ今でも多くの人から尊敬を集めるパナソニック(松下電器)の創業者松下幸之助翁は
「商いは人が人に対して行う最も崇高な行為である」と常々言われていました。
しかし、どんなに良い商品を作っても、販売店がいい加減な売り方をしていてはお客様に喜ばれることもなく、商い(仕事)を崇高な行為には出来ない、と言われ、企画製造部門の人財育成だけでなく、松下商学院を作り、販売店の人財育成にも力を入れられました。
人財育成で最も力を入れられたのは人間力の向上です。
どんなに優れた商品でも「売ってやる」という態度ではお客様は決して満足されません。
ましてや、値段や性能があまり変わらないのであれば真心からの思いやりを発揮して、優しく丁寧に接してくれる人が居るお店をお客様は選んで買われます。
タクシーも同様であり、料金も使っている車も同じですから、お客様が選ぶ基準は人間力の差です。
つばめ交通の4大商品「安全、快適、正確、迅速」の中でも人間力の差が大きく出るのは快適性です。
安全性や正確性、迅速性に関しては、他社もあまり変わりません。
快適性の差は人間力の質の差、すなわち、どれだけ真心からの思いやりを深く持って接するかの差です。
他社も同じように接客マニュアルは持っています。
しかし、人間力の向上を目指した人財育成を我が社ほど熱心に行っている会社はないと私は思っています。
人間力の向上は他社との差別化、お客様満足作りだけでなく、人間関係を良好にするためにも必要です。
今年も皆さんと共に人間力の更なる向上を目指して、一度しかない人生を更に幸せなものにしていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

第232号

社長短信 2017年1月 第232号

 

新年明けましておめでとうございます。

昨年も社員の皆様から多大なるご支援を賜り、お陰様で大過なく無事に新年を迎えることが出来ましたこと、心からお礼申し上げます。

さて、一年の計は元旦にあり、更には、正月は正しい事を考えて,正しく計画して実行する月、と言いますが、今年の社長方針は「原点に帰る」と掲げました。

商いの原点は「人の役に立ち、人に喜ばれる事」です。

更に言い換えれば、世の中の役に立ち、必要とされることが商いの原点です。

この考え方の源流は江戸時代までさかのぼりますが、当時の商売人は士農工商の身分制度の中では、どんなに財産を持っていても、地位や身分は低いままでした。

しかし、彼らが仕事に励む心の支えは稼いだお金の量ではなく、社会と人の役に立ち、喜んでもらえて、世間から必要とされることでした。

逆に欧米ではお金を沢山持っている人が高い地位と身分を得ることが出来ましたので、人々はお金を得るための手段を選ばず、常に戦争をしていました。

世界史において江戸時代の265年間、戦争がなかったというのは極めて異例の事ですが、日本人はお金を目的にして働くのではなく、お金は人に喜んでもらえるような仕事をした時の報酬だと考えていたからです。

265年間も長い間、戦争をしなかった、という事実は我々日本人が世界に誇るべき民族性だと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、お客様に喜んで頂き、必要とされる存在となるためには、私達の4大商品である安全生、快適性、正確性、迅速性を磨き高める事が必要です。

今年は4大商品の質を高めることを社長方針の一つとしますが、もう一つ大事な事は、接客、提供する私達の心の質を更に高める事が重要です。

どれだけ安全で正確にそしてマニュアル通りの接客用語を用いて目的地に着いたとしても、ハンドルを握る私達の心の中にお客様の役に立ち、喜んで頂きたいという思いがなければお客様の心には伝わりません。

人を思いやる気持ちがあればこそ、お客様はその気持ちを感じて下さり深い満足感を得られます。

表面的な形通りの接客は直ぐにお客様に見抜かれます。

今年は人を思いやる心、お役立ちの精神を更に高めて、更なる人間力の向上を図っていく所存です。

そして、もう一つ大事なことは、人間は不完全な存在ですから誰もが間違いを犯しますが、その時の対処方法を正しく誠実に行う事が大切です。

例えば道を間違えることもあるでしょう。

その時に素直にゴメンナサイと謝る心が大切です。

論語に「過(あやま)ちて改めず、これを過ちという」とありますが、素直に謝るとそれはもう過ちではありません。

しかし、過ちをごまかして改めずに弁解などをしたりすると更に大きな災いとなります。

間違えた時には素直に謝る勇気が必要です。

今年一年、4大商品である安全生、快適性、正確性、迅速性の質を磨き高め、更にはお役立ちの精神を高めてお客様の心に響く満足を提供して、待ってでも選んでご利用頂けるつばめ交通を目指していく所存です。

皆様のご理解とご協力を賜りますように是非ともよろしくお願いいたします。

 

感謝合掌 山内 恭輔

 

 

 

 

 

第231号

社長短信 2016年12月 第231号

 

今年も残り少なくなりましたが皆さんにとりまして今年はどんな一年でしたか。

「無事これ名馬なり」という格言がありますが、これは健康で安らかである事が一番大事だという意味です。

つばめ交通にとりましては、いろいろなことがありましたが、大きな過ちや失敗、トラブルもなく、無事に過ごせたと大変に嬉しく思っています。

更には、オバマ大統領の歴史的広島訪問のお手伝いやカープの25年振りの優勝へ微力ながら応援も出来て、例年以上に実り多い、名馬として胸を張れるような一年だったと思いますが如何でしょうか。

けれども、一歩間違えたら大変な事になっていた、と思える事態が何度かあったことも事実です。

そう考えると今年もつばめ交通は運気の強い一年だったと思います。

その運気の強さの要因はいろいろあると思いますが、一番の要因は社員の皆さんがつばめ交通の経営理念を正しく理解して下さり、お役立ち精神を存分に発揮して仕事をして下さったお陰だと有り難く思っています。

人間社会は、お互いが役に立つ生き方を目指すから成立しています。

決して一人で生きているわけでも、一人で生きていけるものでもありません。

人間は直接的にも、間接的にもお互いが支え合うことによって生きていく事が出来ます。

この厳然とした事実を忘れてはならないと思います。

そして、論語の中に「徳は弧ならず、必ず隣あり」という格言があるように、見えない努力をしていると、必ず誰かが見てくれています。

お役立ち精神にて一所懸命に仕事をしていると、前から引っ張って下さる人、後ろから支えて下さる人が必ず現れます。

これが人間社会の情理というものです。

私達つばめ交通も社員の皆さんが愚直にお役立ち精神を発揮して一所懸命に仕事を頑張って下さるからこそ、周りの多くの人、すなわち、お客様、取引業者様、同業者の皆さん、そして私達の家族から支えて頂けるのだと思います。

有終の美を飾る、という言葉がありますが、今一度、この一年間を振り返り、お世話になった方々へ感謝の思いをきちんと伝える事が大切だと思います。

紙面をお借りして、今年一年にわたり、つばめ交通の社員の皆様から賜りましたご尽力に深く感謝致しますと共に、来る年が皆様に更に良き年となりますように心からご祈念申し上げます。

感謝合掌 山内 恭輔

 

 

 

第230号

社長短針 2016年11月 第230号

 

目的と目標を正しく使い分ける

 

スポーツの世界で、強いチームは目的と目標を明確に正しく分けています。

目的を勝つことに置くとチーム内で大きな問題がしょっちゅう起きるそうです。

ナゼなら、勝ったときはチーム内の雰囲気はとても良いのですが、負けたときには監督も選手も不機嫌になり、チーム内で悪者探しが始まるからです。

そして、雰囲気が悪くなるから、ちょっとした事で言い争いなどのトラブルが起きるようになります。

ちなみに、広島サンフレッチェの森保監督は就任して直ぐに2年連続で日本チャンピオンを獲得して、就任後4年間で3度の日本チャンピオンという輝かしい実績を上げていますが、森保監督の掲げる目的は、日本一魅力あるチーム作りであり、魅力ある人間作りです。

そして、目標は試合に勝つ事に定めています。

目的を日本一魅力あるチームにして、目標を勝つことにするとチーム内にはトラブルは起きません。

ナゼなら、目的が魅力あるチーム作りであり、魅力ある人間作りなので、負けた時は成長や成功、勝利へのヒントが沢山に出ると考えて、チームメンバー全員で次へのステップアップのチャンスにしようと努力するからです。

無駄な悪者探しをしているヒマはありません。

ですから、試合のたびに、勝って喜び、負けて悔しがるようなことはありません。

試合の勝ち負けで一喜一憂していては選手の精神的波動が大きくなり心のバランスが崩れてしまいます。

負けても、連敗しても、前向きに頭を切り換えて落ち込むことなく、次の試合へ向かいますので、一年間を通じて平常心を保つ事が出来るため、結果として優勝という大きな成果を手にすることが出来るのです。

仕事においても同様であり、売上を目的とすると、売上の上下にて一喜一憂してしまい、心の平常心が保てなくなります。

やはり、何のために仕事をするのか、という心の置き所を正しく定めることが重要です。

つばめ交通において、社長として掲げる仕事の目的は「人の役に立ち、喜んで頂くこと」です。

目標は、広島で一番多くの売上を上げることです。

売上は、お客様のお役に立ち、喜んで下さった事への報酬です。だから、広島で一番多くの売上を上げるということは、広島で一番多くのありがとうをお客様から頂くことになります。

仕事の目的と目標を正しく使い分けて、常に平常心を保ち穏やかな心でハンドルを握って欲しいと思います。

第229号

社長短信 2016年10月 第229号

 

13回、秋の接客、安全講習会参加へのお礼

 

今年も恒例の秋の接客、安全講習会を開催していますが、何と13回目となりました。

実行責任者の高田常務を始めとして実行委員長の高下部長、金井部長、木戸課長、保田課長、李木課長補佐が毎回、工夫を凝らして設営をして下さり、タクシー課の野村課長を始めとする班長、係長、課長補佐のご支援を賜り、13回目の開催を迎える事が出来ました。

年々、事故件数の減少と、お客様満足の向上による無線配車回数の増加という、目に見える成果が出ていますのも乗務員の皆さんの積極的な参加姿勢の賜物であり、大変に有り難く、心から深く感謝いたします。

この研修会の目的は、安全運転技術力の向上を通した仕事力の向上と、より多くのお客様から心からのありがとうを頂けるような人間力の向上を目指しています。

そして、仕事力と人間力の両方を磨き高める事で、更に選んでご利用頂けることを目指しています。

ですから、この研修会は皆さんのためであり、安全と快適を通じてお客様満足を更に高めるためでもあり、更には、選んでご利用頂くことで、新たなるお客様を創り出して仲間の生産性を高めるためでもあります。

このように研修の目的を自分のため、仲間のため、お客様のため、この3つの目的を常に明確にして取り組む事が大切な心構えだと思います。

何のため、誰のためにしているのか、目的が不明確になると義務役割で取り組むようになり、仕事力も人間力も高める事は出来ません。

これは平素の仕事への取り組み姿勢においても同様であり、仕事の目的が不明確になったり、目的がブレると期待通りの成果は上がりませんし、職業プロとしての誇りも持つ事が出来ません。

仕事の目的は、人と社会の役に立ち、喜ばれる事です。

職業プロとは、人と社会の役に立ち、喜ばれるような仕事の対価としてお金を頂く人のことです。

ですから、事故をしたら決してお金は頂けません。

お客様がご不満に思う場合にもお金は頂けません。

これらのことを口に出すのは簡単ですが、プロとして真剣に仕事に取り組まれて、お客様からも仲間からも信頼と尊敬を得て、誇りに思えるような素晴らしい社員さんがつばめ交通にはたくさんおられます。

そのような素晴らしい人財を更に一人でも増やすことが、仲間のためであり、お客様のためであると考えて、この研修会を開催させて頂いています。

社員の皆さんの積極的な参加姿勢に重ねて深く感謝いたします。

感謝合掌 山内 恭輔

第228号

社長短信 2016年9月 第228号

 

人生二度無し、という事は誰もが知っています。

更には、人生は一度きりだからこそ、時間の有限性を知り、時間を大切にするべきだと誰もが知っています。

また、自分の人生の主役は自分であり、自分が納得する最高の人生を送るべきだと誰もが知っています。

けれども、知っているだけで何もしない人と、一度きりの人生だから、より充実した幸せ多いものにしたいと考え行動する人とでは人生は大きく違ってきます。

私が人生二度無し、という厳然たる事実を痛感したのは父親が23年前に63歳で亡くなった時です。

父は21歳の時、昭和26年につばめ交通の前身であるつばめタクシーを広島の地で創業しました。

戦後の動乱が続き、仁義なき戦いの映画舞台にもなった広島の地での商売は相当な苦労があったと思います。

私は昭和30年に産まれましたが、小さい頃には両親はいつ寝るのだろうかと不思議に思うくらいに父も母も共に一所懸命に働いていました。

創業期から成長期を経て40年近く経ち、ようやく会社も安定期に入り、父が還暦を迎えた時に「今までは仕事ばかりだったが、これからは少し自分の人生を楽しみたい」と言った矢先に病に倒れ、あっという間に亡くなってしまいました。

その時に父の「人生はこれからなのに無念だ」と言った言葉が今でも忘れられません。

父にはやりたい事がまだまだたくさんありましたのに、本当に無念だったと思います。

人間には寿命があり、誰もがいつかは死を迎えます。

けれども、自分の寿命の長さを誰もが明確に知っていないために死というものへの実感が湧きません。

しかし、もし、あと余命一年と医者から宣告をされたら如何でしょうか。

きっと一日あるいは1時間を大事に生きると思います。

人生を大事に生きるとは、人様とのご縁を大切にして生きるという事です。

何故なら人生は人様とのご縁の積み重ねであり、そのご縁があってこそ人生がより良いものになるからです。

つばめ交通も今のように広島で最も選んでご利用頂ける会社になる事が出来たのも、創業期から会社を支えて下さった多くの社員さん、お客様、取引業者様から有り難いご縁を頂いてきたお陰です。

この社長短信を作成しています9月12日は父の命日ですが、自然とこの内容になったのは、きっと、父が人様とのご縁をもっと大事すると共に人生を大切に生きなさいと改めて導いてくれたからだと思います。

いつまでも見守ってくれている父に感謝します。

感謝合掌 山内 恭輔

 

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